時を告げる、その音に惹かれて
うちは今でも貴方を好きでいます。
貴方は、無愛想だけど、うちには分かります。
些細なことでも分かってしまうのです。
この気持ちをどうすればいいか分からずに、
今日も猛アタックをしています。
周りは笑って見守ってるけど、うちは時間がない
うちの能力は、時間をいつでもみれる。
何の時間でも、だから、うちの寿命も見える。
だから、こそ、早く伝えたい。
"貴方が好きですよ。うちを忘れないでね。"
そうして、うちは流れる血液を見続け、
彼の腕で永遠の眠りについた。
"僕を思ってくれてありがとう。後は任せてね。"
悪魔は、闇にも笑って見守ってる。
仲間を終わらせた罪は重いぞ?
さぁて、地獄絵図を作りましょうか。
貝殻、私は可愛いと加工して取っておく癖がある
直したいのだけどね…。
可愛いものには罪はないのだけど、
独占欲?日常?
分からないけど習性?なのかな。
今日も浜辺で貝殻を探してしまう。
でも、理由がある気がするのに分からない。
思い出せないな。
ん?
海から見えたのは、神秘的な物が見えた。
とりあえず、入ってみて取ってみた。
これは……杖?
何でか頭痛がして家に戻りたくなる。
もう嫌だ。
助けて。
"まって……!!貴女に会いたい……"
知らない声も聞こえながらぐわんぐわんしている
頭を抱えながら急ぎで家に帰った。
着いた頃には涙が止まらなくなった。
忘れているものはなんだろう。
なんでだろう。
前世をあなたは信じますか?
それとも、運命を感じますか?
知れたら幸せですね。
きらめきを忘れずに!!
いっけな~い!!遅刻しちゃう~!!
私は美少女だよ。
いいでしょ~。
あら、あの男の人惚れちゃってるわ…。
モてるって辛いわね~♪
"いつまでやってんのおばさん。イタいよまじで"
だって、永遠の20歳なんだから良いでしょ?
ね?
年齢と共に思考は変わりますが、
身の程を皆様はわきまえて暮らせていますかね?
この人のようにならないで下さいね。
人間観察日記、イタい60歳おばさん。
主張は時に押し付けにもなります。
些細なことでも、気になってしまう。
なんでてしょうねぇ。
怖いな。
寒いな。
今日は何でも気になる。
五感がさえそうだ。
怖いね。
あぁ、寂しい。
五感。
呑気。
幸せ?
分からない。
分かりたくない。
心の灯火が見えてしまった。
私には不思議な能力がある。
命の灯火、精神の灯火、体力の灯火、病気の灯火
色々とだ。
知らなくて良いものさえ見えてしまう。
それだから嫌なんだ。
さようなら、そうしたくない人でさえ、
見えてしまった。
お友達さえ、親さえ、動物さえ、人外でさえ、
皆のものが見えてしまう。
何でこんなにも辛いものを見せるの。
泣いていたいよ。
苦しいな。
病みたいな。
普通になりたかったな。
記憶にある最初から見えてしまっている
運命を恨んでしまう。
時間制限なんて、欲しくないよ。
制限なんて、無くていいよ…。
愛おしい人達よ、どうか消えないでくれ。
寂しくて心が壊れそうです。
"もう、辛いの。だから、そっちに行かせてよ。"
願いを何度しても、願っても、お願いしても、
叶わない、叶わない、それどころか、
命の魂さえ、見えてしまった。
私へのお呪いですか?
誰かに使われて、妬まれ、恨まれ、貶され、
もううんざりです。
助けて。
ノンフィクションの壁を越えさせてよ。
真実であってよ……。
フィクションは、変えられる。
まだそれを知らない人は、どうなることやら。
次の小説をお楽しみに。
終わり。