5/22/2025, 12:21:04 PM
「昨日と違う私」
会いにいこうと
ふと、思った
この暗がりの部屋で
膝を抱えたままの小さな私が
ふと、そう思った
聲がしたような気がした
その聲は
力強くもあり
優しくもあり
どこか懐かしく感じた
私は
その聲の正体を
心のどこかで知っている
その聲は
私を待っている
そうに感じた
それは思いがけない変化を生む
足がバネのように働いて
私を
立たせる 歩かせる 走らせる
弱虫で意気地のない私のまま
すべてを受け入れる
6/17/2024, 3:09:44 PM
「未来」
いつか未来へと還るとき
また、あなたと出逢い
今度は隣りに並んで
歩けることを望む
6/16/2024, 11:58:08 PM
「1年前」
ふと、
私の行動に対して
疑問に思う事がある
それは、何気ない瞬間だった
いつも、している事
のはずなのに
私、スムーズにやれてる
……って
そう、感じた瞬間に
一年前の事を振り返って
可笑しくなる
あれだけ苦悩したのに……
習慣って凄い
何気ないことに
過去の自分にあって
自分を客観視する
成長の片鱗をみる
6/15/2024, 2:19:44 PM
「好きな本」
ミステリーや
探偵物
ホラー小説なんかが好きな
私がもっとも
今、
読み応えのある
好きな本は
あなたが主役の
分厚い本です
あなたってば、
心理状態が簡単なようで
どこか複雑で
突発的な行動をするから
推理するのが難しくって
ハラハラ、ドキドキ
しながら少しずつ
読み進めていくの
多分、一生の娯楽だと思うの
こんなにも私を
楽しませてくれるのは
あなたが主役の本で
私の好きな本
6/14/2024, 2:10:15 PM
「あいまいな空」
降ってくるのか、どうか
わからない
あいまいな空を眺める
静けさを増していく
夜にだけ
降る音が聴こえる
だから
聴き逃さないように
そっと瞳を閉じて
降ってきたコトバの片鱗を
掴まえて
瞼の奥に閉じこめて
吐き出すために
降ってくるのか、どうかも
わからない
あいまいな空を眺める