3/7/2026, 10:38:19 AM
「月夜」
ただ月が綺麗だったから「月が綺麗だね」と後ろを歩く君に言った。数秒の沈黙があって、「そうだね」ともごもごとこもったような声が返ってきた。振り返ってみれば、声の主は顔を真っ赤に染めてうつむいていた。それを見た途端胸の奥がドキンと跳ねた。心臓は軽快に走り出し、顔もだんだんと熱くなってきた。もしかしたら僕の顔も真っ赤になっているんだろうか。僕は月が綺麗な夜に、恋に落ちた。
2/27/2026, 10:10:04 AM
背を向けて逃げ続けるのは良くない気がする
でも回り道ならいい気がするんだ
6/28/2025, 10:37:35 AM
今まで、じりじりと距離を詰めていただけの夏の気配。気がつけばもう、真後ろにいた。私の肩に手を置いて。笑っている。あぁ、始まるんだ。夏が
6/26/2025, 3:21:21 PM
死ぬ直前、何か一つ伝えられるとしたら、私は何を口走るんだろう。さようなら?ありがとう?分からない。でも、何を言ってもあぁ言えばよかったって後悔しそうな気がする。後悔したところで、もう遅いのだけれども。
6/2/2025, 11:49:05 AM
傘の中の秘密
通り過ぎる車に、私の顔は見えない。だから、雨を思いっきり楽しめる。私が雨を好きなことを周りには言っていない。雨が好きなことも、傘の下にある私の顔も、傘で隠して秘密にしてやるんだから。