【モンシロチョウ】
学校のグランドにもよくいる、モンシロチョウ。
友達とはしゃぎ合って、見つめていた。
あのモンシロチョウはいいな。
『あの人』に見つめてもらえて。
あれ…自分等々、
虫にまで嫉妬するようになっちゃった…?
【初恋した日】
君に初恋した日は、友達に知らされたとき_。
次の日から、普通の自分じゃなくなるの。
今まで、どうやって接してきたっけ。
昨日までの自分が居なくなってしまった。
こんな恋、初めてです。
君に出会えて良かったのか良くなかったのか。
未だに、よく解ってない。
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。】
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
まだ世界がなくなりませんように?
君に愛されますように?
ううん、そういうしょうもない願い事はしないよ。
自分は、ごく普通の生活を送って、幸せに死んで。
それで、天国で君と出会う。
あ、こっちの方がしょうもないか。
君と出逢ってから、私は君に心を惹かれた。
訳ではなく、ごく普通のクラスメイトだった。
席が近くなるまでは、ただの遅刻常習犯だった。
でも、話してみると優しくて、面白くて。
でも、少し話すのが早くて聞き取れない部分もあったけど
君の友達に、君の気持ちを打ち明けられるまでは
ただの友達。好きと言う感情がわからなかった。
でも、今まで体験してきた『好き』とは
また、少し違った『好き』だった。
初めて、こんなに長く想っていた人。
修学旅行、同じ班がいいね。
『君に出逢ってから、私は…』
友達と遊びに来た、大きめの公園。
小さな上り坂と共にある、アスレッチック風遊具。
隣にある階段を自分は登る。
「そうだ、鬼ごっこしよう」
友達が言い出す。他の2人も賛成する。
仕方なく自分も賛成。
鬼は、◯ちゃんだ。自分は小さな上り坂の隣にある
散歩コースに従って、逃げる。
大きい公園だから、鬼の友達は大変そう。
自分も疲れて休んでいると、鬼の友達が来た。
タッチされ、上り坂の上にいる友達を追いかける。
でも、友達の姿はなかった。
辺りを見渡してみると、そこは自分だけの世界に見えた。
疲れたから、寝転んで休む。
太陽の陽に当たりながら、流れていく雲見る。
目を瞑って、何かを考えてみる。
1番最初に思い浮かんできたのは、君の姿だった。
自分よりも背が低い君がね_。
『大地に寝転び雲が流れる…目を閉じると
浮かんできたのはどんなお話?』