テーマ「紅茶の香り」
私は、食べ物や飲み物の味や香りはよく分からない。何を食べても同じものを口にしていると感じる訳ではなく、細かい味の違いとかが分からない、いわば「味覚音痴」と呼ばれるものだ。
もちろん紅茶も例外ではなく、飲み比べしたらなんとなく違うことはわかるけどどう違うのかは分からない、どれがいいものなのかなんてさっぱりだ。
けれども紅茶は好きで、独特の味や香りは特別な感じがするしなんとなく落ち着く気がする。
特に冬、朝にのんびり準備出来るぐらい早く起きて紅茶をいれる。霜焼けだらけの冷たい手を紅茶の入ったカップで温めながら香りを堪能してみる。
この時間は身体は温まるし心も落ち着かせることが出来る、大好きな時間だ。
ほかの季節だと身体が温まりすぎてぽやぽやしてしまうから、いつも冬が来るのを今か今かと楽しみにしている。
テーマ「愛言葉」
私は愛言葉という言葉を知らない。調べてみても「愛」の定義しか出てこない。合言葉とかけているのだろうか?
「愛」と聞くと恋人に対するものが真っ先に浮かんでくるが、親が子供にかけるもの、推しに対するものなどもある。
恋人いない歴=年齢 だし、そんな私が親になったことなんてあるはずもないからその気持ちは分からないが、推しはいるので推しに対する気持ちはよくわかる。
昔は私のような人は気持ちが悪いものだったのだろう。しかし今は高校生の約8割は誰かしら推しがいると聞いたことがある。
恋愛の形だって今は沢山ある。昔と比べて「愛」の形が増えていってる証拠だと私は思う。
そしてこれからも「愛」の形が増えていくだろう。そのうち、しっくりくる愛の形が見つかることがとても楽しみだ。
テーマ「友達」
私は中学生まで友達がいなかった。高校生になって…ちゃんと言えば高校2年生になってはじめて友達ができた。部活にも入ったこともあり一日中誰とも話さずに帰るなんて日は無くなった。むしろ1日に少なくとも5人とは話してると思う。
だからこそ今、私には大きな悩みがある。会話のしかたが分からないということだ。高校2年生にもなって恥ずかしいことではあるが、今年はじめて家族以外の人とまともに会話をするようになった、会話1年生なのだ。
人と話をするたびに「これで良かったのかな…相手を傷つけてないよね…?他の言い方とかなかったのかな…」と必要以上に悩み、どっと疲れてしまう。しかも1人大反省会を開催しても次誰かと話す時は綺麗さっぱり忘れてしまうから会話しては反省の無限ループをしている。
いつ友達や部活の仲間、先生などと周りの子と同じように話せるんだろう…
いや、話せるようになるまで私は努力しようと思う。
親友が事故にあった。自分の目の前で。
びっくりして何も考えられなくなっている間に誰かが救急車を呼んでくれていたようだ。流されるまま病院について行った。そのうち頭が冴えてきて現状が理解できるようになった。しかし今できることは親友の命が持っていることを祈ることだけだった。
どれだけ時が経っただろうか。こう告げられた。「命は助からなかった」と。
なぜあの時何も出来なかったのだろう、助けられたかもしれないのに。
そんな考えが頭から離れない中、ぽつり
「いかないで」
テーマ「行かないで」