NoName

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6/22/2023, 8:16:30 AM

あなたはいつも白く儚い人だった。
あなたに初めて触れたとき、本当は蒼くて、黒くて深い惑星のようで、私は少し安心した。
その存在感というものは80インチのテレビ。
奥に惹き込まれる私の身体はバッテリー切れ。
黒って、奥行きが見えて不思議な色だ。
何も分からないような、奇妙な感じがして、
あなた、本当は黒色だったのね、と。
ちょっと待ってよ。ああ。