夜猫

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7/10/2025, 1:34:13 PM

画面の向こう、広がる世界。

スマホの光、夜空に瞬き、

データが描く、新たな銀河。

タップ一つで、世界と繋がり、

仮想の森、奥深く分け入る。

さあ、知識の海へ沈もう。

【 冒険 】

7/9/2025, 1:17:34 PM

風に乗り、光を辿り、
私の願いよ、遠くへ舞い上がれ。
さざ波の音に、星の瞬きに、
この想い、どこまでも響き渡れ。

手のひらに包んだ小さな祈り、
夜空に託した、ただ一つの願い。
貴方の心に、そっと触れたい。
この声が、どうか届いてほしい。

幾千の夜を越え、
幾億の時を越え、
ただ、貴方のもとへ。
この想いよ、どうか届いて。


【 届いて… 】

7/8/2025, 1:22:33 PM

光はこぼれ、風は眠っていた。

貴方の声が、遠くの鐘のように胸に響く。


時間は止まらないけれど、貴方と見た景色だけが

あの日のまま、瞼の奥に棲んでいる。


【 あの日の景色 】

7/7/2025, 11:33:47 AM

願い事なんて、子供のするものだと、いつからか思い込んでいた。

瞼を閉じて手を合わせる仕草すら、恥ずかしいと笑い飛ばすような年齢になって、

それでも、夜が深くなると、時々胸の奥がひどく静かになる。


叶えたいことなんて、ないわけじゃない。

むしろ、口に出した途端に壊れてしまいそうで、

だからこそ誰にも話せなかった。


願い事っていうのは、たぶん、叶えたいからするんじゃない。

叶わないと知っていても、

「そうであってほしい」と、ただひとつ、心のどこかで願い続けること。

それはもう、願いというより祈りに近い。


私はその時、ほんの少しだけ手を伸ばした。

誰にも言えない願いを、誰にも見えないところに置いておくように。

そして何事もなかったように、また朝を迎えるのだ。


それでいい。

それだけで、生きていける気がした。


【 願い事 】

7/6/2025, 12:49:36 PM

1度だけ、空が欲しいと思ったことがある。


ふと見上げる時に広がるのは満面の青空。

空に手をかざせば、何も掴めない手が空を切る。

手の届かない存在に、少し息が漏れた。


空は、あの人みたいで、時々嫌になる。

空みたいに、欲しくても手に入れられない存在。

叶うことのない恋と、あの時消えた、恋心。


【 空恋 】

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