NoName

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11/9/2024, 1:53:05 PM

外食したとき、メニューを選んでいると
「あ、これ美味しそう〜」
なんて君の言葉が脳裏をよぎる。
ぱっと前の席を見るが、君の姿はいない。

買い物をするときも、家にいるときも、
ずっと君の姿を追い求める。

でももうどこにもいない君の姿。
葬式、ちゃんと別れの挨拶ができなかった。
昨日まで一緒にいた人が、次の日にはもういない
なんて、考えたこともなかったんだ。

私は幸せな君との思い出に浸って生きる。

11/8/2024, 12:17:37 PM

学校に行くべきなのに部屋から出ず、
毎日ネットサーフィン。

親も諦めて何も言わなくなった。

毎日意味のないことをしている。
そんな私が大嫌いだ。

11/7/2024, 2:03:28 PM

双子のあなたと私。
性格は反対で、友人が多いあなたと友人のいない私。
親にあなたと比べられるたびに私はあなたを恨んだ。

私はあなたが嫌いなのに、あなたは私に微笑む。
なんで?なんでなの?

でももう聞けない、あなたはもういないから。
理由くらい教えてから逝ってもよかったじゃない。

11/6/2024, 1:54:08 PM

いつも雨の日は暗くてジメッとしていて、頭が
痛くなる。
でも今日の雨は明るくて、湿度もちょうどよくて、
いつもの頭痛もしなかった。

いつもの重たい雨がずっと柔らかければいいのに。

11/5/2024, 3:51:49 PM

私は夢の中で、暗い謎の空間で男に追いかけれていた。
いつも捕まりそうになって夢から覚める。
「いつから悪夢を見出したんだっけ…」
……そうだ、思い出した。
悪夢を見始めたのは、学校で虐められ始めた時からだ。

私は入学初日、皆の前での挨拶でうまく話せず、
クラス皆に笑われてしまった。
最初は少しイジられるだけだったが、いつしか
暴力や暴言が当たり前になった。

ある日、転校生が来た。
その子は私にも優しくしてくれた。
私がいじめられると、彼女は助けてくれた。
私はもう久しぶりに人の優しさに触れた気がした。

その日の晩、私はまた悪夢を見た。
でもいつもとは違って、先には一筋の光が見えた。
その光に向かって走ると、私は心地よく朝を迎えた。

「…学校行こう!」
その日は陰鬱な気分ではなく、明るく登校した。
現実でも、あの一筋の光があると思えたから。

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