海月

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9/26/2024, 12:34:00 PM

秋になると、あなたを思い出す。
風が少し冷たくて、去年はまだ暖かかった右手は、
今は冷たい。

あなたはどうですか?

あなたの左手は今、、私と同じように冷たいですか?
それとも、暖かいですか?

9/25/2024, 11:36:04 AM

ある日、私は学校に行けなくなった。
嫌気がさしたんだ。
これといって勉強ができるわけでも、
特別運動がでにるわけでも、
心から誰かを愛することができるわけでもない、
自分自身に。

窓の外を見ると、虹が、かかっていた
まるで、色のない私を笑うかのような虹色が憎たらしいくらい綺麗で、気づけば私は、手を伸ばしていた。

9/24/2024, 12:29:42 PM

朝目が覚めたら、あなたの顔を思い浮かべる。美味しいものを食べたら、あなたと一緒に食べたいと思う。綺麗な夕焼けを見たら、あなたと一緒に見たいと思う。

この気持ちは全部、あなたが私にくれた形のない宝物。

9/23/2024, 10:46:59 AM

"大きくなったら結婚しようね!"
あの日、あの夕暮れの中、あの公園のジャングルジムのてっぺんで子どもたちが交わした約束は、「婚約」というにはあまりに幼く、「戯言」というにはあまりに真剣なものだった。


もしも今、あなたがまだ私を好いてくれているのなら、あの日の続きを、あのジャングルジムの上で。

9/22/2024, 1:14:32 PM

私には恋人がいた。
愛してやまない、たった一人の恋人だった。
少し意地悪な顔で私の名前を呼ぶその声は、
この世のどんな音よりも綺麗に思えた。

ねぇ、その声で今は誰の名前を呼んでいるの?

もう私の隣にいないあなたに問いかける
私の声が聞こえる

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