かちかちσ(^_^;)
溢れる気持ち
ああ神よ、お許しください…
私は祈りました。
私の手は見るに耐えないほど血で染まっております。
それも気にせず一心不乱に土を掘る私は異常者なのでしょうか。
ああ、異常者なのでしょう。異常者なのです。
それでもこの欲求は止められません。
「おぉ、やっと顔を見せてくださいましたね。」
死んだ妻の顔がやっとでてきました。私は土を掘り続け、ついに妻の全てを暴くことに成功しました。少し腐敗が進んでおりますその女体から放たれる芳しい死臭で私の男性器は…
「ああ妻よ、お許しください…殺すつもりは…なかったのです……」
本当に、殺すつもりは、なかったのですよ。
なかったのです。ですが、貴女があまりにも美しかったから…仕方がなかったのです。
それに、貴女ときたら、息を引き取ってからさらに美しくなったように思われます…
妻の身体には大量に蛆虫が湧いております。貴女はいつから虫にまで体を許したのですか。私は嫉妬で狂ってしまいそうです。
こんな一人の紳士を惑わせて…貴女は魔女なのですか?魔女なのでしょう。酷い人ですね。
私は冷たくなった妻を抱きしめました。愛情をたくさん込めて抱きしめました。
そのまま私は妻と愛し合いました。妻は何も言いませんでした。けれど私にはわかります。妻は私を愛しているのだと…
ぶっちゅぅぅうう
1000年先も10000000年先も
メレメレはロイドフォージャーを愛し続けるよ
今度はgまで当ててね
勿忘草
「今日もまた花束がポストに入っていた。
ご丁寧にラッピングまでされているから余計捨てづらい。そのおかげで家が花だらけになってしまった。
…気持ち悪いと思いながらも、洒落た部屋になってちょっと嬉しいとも思ってしまったのはここだけの秘密だ。」
その花束は手のひらサイズで、こんなに小さな花束も作れるのか、と初めて花束を贈られたときの俺は思わず感心してしまったのを覚えてる。
贈られてくる花束の配置はハッキリ言ってワンパターンだ。大きめの花が中心にあって、小さな花がその周りを囲んでいる。そしてその小さい花に至ってはいつも同じ花である。…これはつい最近気がついたことだ。恥ずかしい話だが、俺は花のことは全くわからない。そもそも興味がない。
花が好きな元カノに花を贈ったときに「これは贈るような花じゃない!」とブチギレられたことを思い出す。ちゃんと調べておけばそんなことにはならなかったのだろうが、いかんせん面倒くさいのだ。
今回のことだってそうだ。ポストの中に刃物とか俺を盗撮した写真とかが入っていたら警察に行くだろうが、ただの花なのだ。花が贈られてきただけで警察に行くのは面倒くさいし、あっちも対応してくれないだろう。
俺は日記を書く手を止め、ふと部屋を見渡した。
部屋のどこを見ても花があった。これはまずいかもしれない。どう考えても花が多すぎる。…花に詳しい元カノなら、何か教えてくれるかもしれない。
俺のクソせま人脈では、元カノ以外に花に詳しい人はいなかった。俺は元カノに電話をかけることにした。
ぷるるんっぷるるんっ♡
こんな呼び出し音気持ち悪かったっけ…。
俺はこの汚い呼び出し音に何秒か耐えたが、結局元カノは出なかった。
……まあ元カレの電話なんか出たくないよな。
なんか今日は疲れた。もう寝よう。
次の日、いつもと同じ花束が「思い出してほしいのはそいつじゃない」というメッセージカード付きで贈られてきた。