どうして人は間違いを繰り返す?
どうして私は課題をやらずゲームをする?
楽しいからだよ!
少しは成長してほしい…
夢をみると、現実が襲ってくる。
いや
現実がいるから、夢をみるのか。
あぁ、無邪気になりたいものを語っていたあの頃が懐かしい。自分たちの「夢」を語り、そこに現実はない。ただただ純粋な「夢」を。
ただ僕たちは「現実」を知ってしまった。
恐ろしい、恐ろしい魔物の名前を。
現実は、常に目の前に、隣に、背後に、頭の上に、足の下にいる。
「現実」は残酷だ。
こっちの攻撃は効かないのに、あっちの攻撃は確定クリティカル。
こっちの防御は意味をなさないのに、あっちは防御すら必要がない。
こっちが逃げても、逃げ足より早く先を越される。
昔は、「夢」という封印が「現実」を封じてくれていたのか、なんなのか知らないが、本当に「現実」はクソだ。
あぁ、あの時のような無邪気な夢を、優しい夢を、純粋な夢を、もう一度見たいものだ。
「ずっとこのままでいたい」
起きて、大学へ行って、夜遅くまでゲームをして、時々単発のバイトをして、友達と遊んで、家族と時々話す。
ただ、これを「世界」は許してくれない。
その「世界」が、「自分」なのか、「家族」なのか、「社会」なのか、はたまたそれよりもっと大きいナニカか。
「ずっと変わり続けるしか無い」
今を生きる者の、宿命だろう。
変化のいう名の迷路の先に、太陽が燦々と輝いているのか、月が静かに見守るのか、星も無い夜が泣いているのか。
それは、変わってからしかわからない。
明日、人生にとって大きな転換点になる人がいる。
君達は明日、変わるんだ。
成功しようが、失敗しようが。
私は君達が、1人でも多く、変化という迷路を超えた先に、太陽が燦々と輝いていることを願っている。
「はぁ……」
今日も息が白い。
「ちらちら」
今日も雪は白い。
あぁ、体の底から冷えてくる。
真っ白な今の自分と
真っ黒な未来の不安に。
お題:20
先日20歳になりました。
20歳の集いに行ってきました。
祝って。(切実)