3/11/2024, 12:24:49 PM
「平穏な日常」
安部公房の小説、『第四間氷期』。そのテーマの一つは、「日常の連続性」である。
連続性といえば、ねるねるねるねも連続的に色が変わる。
平穏な日常の中に潜む、断絶の可能性。
あなたは、ねるねるねるねを練った先に、どんな色を見るだろうか。
3/10/2024, 10:22:41 AM
愛と平和とねるねるねるね
「愛と平和」についてはよく論じられるが、
ねるねるねるねについてはあまり論じられることはない。
それでも、愛と平和を語るうえで、実際にはねるねるねるねは無視できないだろう。
もし色が変化しないで、かつ、美味しくなければ、練る意味だってなくなってしまうのだから。
3/9/2024, 10:31:16 AM
過ぎ去った日々に思いを馳せて、ねるねるねるねを作る。
楽しかった思い出もあれば、そうでない思い出もある。
ねるねるねるねの色はたしかに変わった。一方で、僕は、変われただろうか。
しかし、変われていなくても、構わない。子どものときに思い描いた将来像というのは、子どもの想像力ゆえの、絵空事に過ぎないのだ。
3/8/2024, 10:32:42 AM
たとえば、普段、コップ1杯の水に1万円を払う人は居ないだろう。しかし、砂漠の真ん中ではどうだろうか。
このように、お金の価値というのは、状況によって変わるのである。
そう考えると、ねるねるねるねの色が変わるというのも、いかにも象徴的だ。ねるねるねるねの色がお金よりも大事になる時が、来ないとは言い切れないのだ。
(お金より大事なもの)
3/7/2024, 10:33:15 AM
部屋の明かりを消すと、月の光が窓から差し込んだ。今夜は月が明るいようだ。
ねるねるねるねを練ると、当然のように色が変わった。しかし、月明かりに照らされたねるねるねるねは、いつもとはちょっと違って見えた。いや、明らかに違っていた。
それ以来、僕はねるねるねるねを練るときは、必ず明かりをつけるようにしている。
(月夜)