#18 【ミッドナイト】
midnight
薄オレンジの湯気に 憂鬱の影
お湯で満たしたハコに
どっぷり溺れて ダンスホール
midnight
ブラックホールに漬け込んで
ひとつの輝きに 目を奪われていよう
蜃気楼を受信 idolを許容
midnight
もうすぐ消えゆく煙を
私であった なにかは揺らいでいた
それはもう、過去の事?
新しく生まれ変わる
「who are you 」
midnight
17【逆光】
逆光に うつる
ほくそ笑みかける おまえの顔
おーえ
勝ったとでも言いたげか
みじめだな
本当に
脚光を 背に
痛みつける おまえの拳
おーう
復讐心か
すばらしいな
本当に
透過光 うつすは
幼稚さながら おまえの心
おーや
以外とピュアか
痛みを知らない子供だな
本当に
逆行へ 向かう道
気付かずに おまえは歩く
おーい
大丈夫なのか
そこ
地獄だぞ
本当に
#16 【こんな夢を見た】
こんな夢を見た
思い出してくれたり、しないよな
海馬
確かにあった そこに
かすかに
鮮明
覚えていてくれたり、しないよな
大脳皮質
ファイルの中 カスと
ホコリと
純情
醒める 夢の傷
手で表せば 消えてゆく
そうだ
こんな夢を見た
#11 【愛されたいがゆえ】
自分のやることが、意味をなさないことだと
わかっているのか?
わかっているのか?
否、わかっていないな
自分は願っているだけの、存在だということを
わかっているのか?
わかっているのか?
否、わかっていないな
私はゴミを丸める
それを、信じている
私はそれでもゴミを丸める
それを、信じてしまっている
#10 【美しい】
三寒四温の、胸の中
流るるままに あなたを思う
あなたを思うたび 春を思い浮かべては
あなたに会えないと 雪は舞う
美しいものをみるたびに
こころの中で あなたを思う
桜を見るなら あなたと共に
寒さをしのぐなら あなたの腕のなかで
三寒四温は、胸の中
今宵は春を まちぼうけ