NoName

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3/16/2024, 10:44:54 AM

小学校で僕は怖がりだった。みんなで見れば怖くないって見た"ほん怖"がきっかけ。その時にはすでに見えない存在感を漠然と恐れてたのに、もっと妄想が具体的になってきて大進化。ほんともう、どの窓にも顔を感じちゃう生活困難者になってしまった。深夜のトイレは、天井と正面の窓に顔がある気がするから、見ないことにしていた。触らぬ神に祟りなしだ。
今はもう違う。出てきても勝てる気がするから、率先して確認する。強い男に一歩ずつ近づいてきてる。でもほんとに強いやつはこないでね。

8/11/2023, 12:32:14 AM

終点の匂いかなこれ
どうだろう。誰か教えて。
ついちゃう前に

7/29/2023, 7:33:07 AM

 今晩は地元の祭りがある。祇園祭にも負けずと劣らない勢いのある祭りで現役世代を除いたすべての老若男女が勢揃い。地元を紹介する上で欠かせない祭りだ。今でもたまに行ってみるが、行くと決まって思い出す恐ろしい体験がある。
 中学の時、祭りは圧倒的ハレだった。みんな参加してたので行けば人に会えるのだが、誰と行くかもすごく重要だった。一年時の私はイケてる女子とその好きな相手を集めたようなグループで参加することになっており、男3の女4だった。当日いつものコンビニ前に集合し、ソワソワしながら祭りを楽しんでいるのも束の間、1番綺麗で気の強いAが突然解散すると言い出した。あまりの当然さに男性陣は戸惑いを隠せない中、女性陣たちは突然の解散宣言をすんなりと受け入れ、解散の流れに。渋々帰路につき、しばらく経った後
ブルブル
スマホが鳴る。みると、Aから公園に集まるようにとのことだった。意味がわからない。意図も動機もインセンティブもわからないまま、戸惑いつつも、公園に向かう。ついてみると男3女3になっていた。
 その後も壮絶ないじめや、盗撮事件、母親乱入など楽しい事件はたくさん起こったのだが、すべてこの恐ろしい出来事が発端だった。中学生の自意識は途方もないものである。