10/10/2025, 9:49:43 AM
さはさはとした風、身体を擦り来ては去っていく風に恋と思います
深く息を吸って、止めて
ただただ五感を皮膚の触覚に注ぐ
それが過ぎる
胸骨が開き、肺や心臓を風船に吊るされて浮かされているのです
それは私を引き張りながらに、置き去りにしていくのです
心地なんて曖昧なものではありませんでした
形容なんてものにしては何も残らず、この世の一切を些事に投げてしまうでしょうから、恋そのものでしょう
11/26/2024, 1:26:40 PM
私はあなたと対面すると脳が沸騰する感覚に襲われる。微熱とズキズキとした頭痛に悩まされる。
ほんとにつらい。くるしい。
だから、あなたを遠くから観察することにした。
あなたが何を思って、何をしてるのか想像してみることにした。
そうして、私はきっと少しずつあなたに近づけるようになった。
それと同時にあなたが私を大切に思っていることに気づけた。
気がつくと、隣にいても熱も痛みも感じなくなっていた。つい最近のことだ。
私はあなたになりたい。あなたもそう思っていてくれたら、うれしい。
11/10/2024, 9:03:39 AM
今日も何とか生き抜けた
檻はところどころ錆びついてはいるものの、頑強だ。私程度の力ではびくともしない。
疲れに身を任せ横になると、冷たい床に体温をもってかれた。
脳裏に何か浮かんだが、すぐに煙のように消えてしまった。
私は誰なんだろう。どこへ行くんだろう。
明日も、明後日も