日目

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2/14/2023, 8:26:00 AM

待ち合わせ場所には誰も来なかった
1時間経った冬の日、指先は現実を教えてくる。
きっと君は憎たらしい顔をして現れる。
自信なさげな僕はそれに軽く愛想笑いをして
この場所から歩きだすのだった。

[待ってて]

2/7/2023, 1:32:51 PM

脳内の反芻思考は結論が出ないので人から見るとイライラとクドいものに見えるだろう。
納得するか興味を失えば、そのぐるぐるも彼方へ消え去ってしまうのだが。

[どこにも書けないこと]

2/2/2023, 8:23:01 PM

カンカンカン
電車が 私の前に迫ってくる
早く楽になりたい
許せない
消えろ 消えろ 消えろ
もう何も考えたくない……

カンカンカン…
小さいニュースに私の名前が流れる
楽しんでたくせに。散々苦しめて追い込んだくせに!
数年経つともう誰も私を覚えていない
誰も覚えていない
誰も覚えていない
誰も覚えていない

永遠にあの日々を繰り返し続けている。
そしてまた踏切の前に立つのだろう。


私を忘れないで
〔勿忘草〕

1/30/2023, 11:54:27 PM

この想いをあなたに届けたいのに
言葉という道具は複雑で、あなたに届く頃には別のものに成れ果てる

〔あなたに届けたい〕

1/26/2023, 10:23:00 AM

日付が変わる瞬間が嫌いだ
明日なんて来なきゃいい。
0時ちょっと過ぎ、日が昇って自分に迫る日常を想起する。
時計の針がまた刻まれる。カチ……カチ………カチ………
僕の気持ちも知らないで…。
カチ、カチ、カチ。

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