たったそれだけの事だった
幾重にもその小さなやり取りを見返した
幸福な人間は気にもとめないその文字列を
何とも嬉しそうに眺めるのだ
頭の中の小さな幸福が

ずっと続くよう反芻し続けた

［生きる意味］

晴れは嫌いだ
僕の心が干からびていくから。
ふれ、ふれ、雨よ！
僕の心を覆い尽くしてしまえ。

［今日の心模様］

好きって何
一体誰
愛の先にいるの
鏡の中から出られない

［たとえ間違いだったとしても］

絶対に離さないで
ずっと一緒だよ
僕は君を想っているから
君も僕を想ってね
だから寂しくないよ

忘れたらどうなるの？

もし忘れたら、君は……
手を握りしめる。確かな体温があった。忘れないように、それが続くように願いながら、手離すとそれは夢だったかのように、消えていくのだった。

［大切なもの］

出逢うって何だろう。
ネットで知らない人と会話したり毎日誰かとすれ違ったり嫌だったり嫌じゃなかったり、苦しかったり…

今の自分の意識が消えれば全て消えてしまうのにね。
出逢うってなんだろう。私って誰なんだろう。

〖 君と出逢ってから、私は…〗