この煩わしい距離感を変える勇気なんてない
そもそも壊れるのが怖い
日々動いているのは
君への愛の重さと、君とのサヨナラまでのカウントダウン
この唇が ずっと許してくれない「好きです」を
頭の中で反響させて
臆病と不器用に雁字搦めにされたまま
高鳴る鼓動を必死に隠して 今日も息をしています
この1秒1秒の切なさが
毎晩眠りに落ちる時に、胸を刺すように痛むんだ
時間よ止まれ
きらりと輝く愛しい人よ
貴方が主役のステージに、私も立たせてください
君という名の、人生の舞台に
貴方と素敵な時間を過ごしたい
私の想いを歌に乗せて
甘酸っぱい気持ちを全身で表現させて
沢山の人が見守る中、
観客席からの私の視線に気付いていますか
ねぇ、私に光を当てて
知人のうちの一人にしないで
伸ばしたこの手を取ってください
どうか、私と共に
踊りませんか?
欲しい商品の探索、仕事の愚痴、推しのグッズに歓喜
女なんて投げ捨てたふざけ合い
急にハモる謎の単語
店出りゃ空見て、「「うわ、もう外真っ暗じゃん」」
お互い雑な扱いなのに、それが何より心地良い
適当な性格にしてくれて、ありがとう
ちゃらんぽらんにしてくれて、ありがとう
肩の力を抜く生き方を教えてくれて、ありがとう
私と出会ってくれて、ありがとう
友情
基本寝坊だけど、偶に早く起きたりするから
毎日同じ時間には起きれないけど
おかずに掛ける調味料とかを時々変えたくなっちゃうから
毎日ちょっとずつ違う朝ご飯だけど
バタバタして家を出て、信号に運悪く引っかかっちゃって
毎日同じ速度で街を歩けないけど
出先で嬉しい事や、悲しい事も起きちゃうから
毎日その日によって気分は波を打つけど
家に帰っても、ダラダラしたり寝落ちしたりするから
毎日ご飯やお風呂、就寝もバラバラだけど
でも、そんな繰り返しに必ず共通してるのが
毎日貴方にお熱で、想い想われる日々を望んでしまうこと
私の当たり前
年に一度だけ会うことが出来て
それで満足出来る恋ならば
会えないあまりに
好意を捨てられる相手ならば
これ程の愛が
お互いの罰と成り果てなければ
私が織姫様じゃなくて本当に良かったよ
彼女と違って、愛しいあの人に対する
切なさや寂しさに耐えられないから
そう、私がもし彼女だったら
彦星様と共に、天の川とひとつになりたいと
思ってしまうもの
七夕