明日に向かって歩く、でも
昨日に向かって走る、とも
希望に満ち溢れる今がなきゃ活力がでないよなぁ。
へへ、俺の話し聞いてくれてありがとな。
ちなみにこの話するの101回目。(悲しそうに明るく笑う
ただひとりの君へ
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僕はいつも感謝しています。
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ありがとう。
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大切に扱ってくれるとすごく嬉しい気持ちになるので
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す。
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ありがとう。
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今はただ、ありがとう をたくさん伝えたいのです。
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たまに、動けなくなった時…君は一生懸命悩んで僕へ手
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を差し出してくれました。
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僕をこんなに大切にしてくれる人間は、世界で君だけで
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す。
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僕は世の中に何十万と、たくさん居るけれど、
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こんな気持ちにさせてくれる物体は世の中に一つだけと
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言ってくれました。
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大切なただひとりの君にとって、僕もまた、
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たった一つの大切な機械だったのですね。
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「あなたのもとへ向かいます。」
死神の言葉か、それとも私の言葉か。
病室で静かに目を閉じた私の前に、鎌を持った男が現れた。
目を閉じたはずなのに、視えている。
100年生きたんだ。
悟りを開くには十分だろう?
…理沙子待っていてくれ。
もうすぐそっちにいくからな。
そっと手を握る、
彼女の握り方はなんというか…特別だったんだなと今思う。
なんてないしぐさだったけれど、
彼女の優しさがたくさん詰まっていたのだ。
今は優しいどころか、握り返してくれることはないけれど、
いつかを夢見て今日も
力強く彼女の手を握る…
「待ってるからな。」
「俺、いつまでも待ってるから…」
手ぶくろには人が住んでいる。
幼い頃の話。
落としてあった手ぶくろを拾おうとしたんだ。
だけど…すぐに手を引いてしまった。
私が腰を下ろした瞬間に、何かが動いたから。
あれは確かだった。
それからこわくて一ミリたりとも動かない私にその'影'は
「な〜んだ、見つかっちまったのか。」
って言ったんだ。
すぐに走って逃げようとした。
手ぶくろが突然喋るなんて怖すぎるじゃない!
でも、あの言葉を聞いたらそんなこと思わなくなっちゃった。
「仕方ない……見つけたあなたは幸運です。」
「あなたの望みを叶えましょう。」
って!
望みを叶えるなんてさ、言われたら気になってしまうじゃない?
色々頭を巡らせてたんだけど、
「どうして?」
って聞いたの。
やっぱり、子どもながらの好奇心からなのかなぁー、
まあ今のあたしでもそうしてるかもだけど。
影からの答えを待ってる間。
だんだん光が差して影の姿鮮明になったの。
全部見える頃には、小さいおじさんがいた。
それはそれは、
赤ちゃんの手でも比にならないくらい小さな小さなお手てで、頭ぽりぽりかきながら。
「…これは俺の先代から繋げてきた"まもり"…まぁ掟みたいなものだ。
『俺を見つけた人間の願いを叶える』っていうな。」
ファンタジーとか絵本の世界が大好きだった私は、もう大興奮!!
知識というか、前から心の準備ができていた私はすぐに信じたわ!
でもね、疑問はあった。
なんで私に視えたの? とか、
どういう願いごとにしよう? とか
わるいことされちゃうんじゃないか? とか
楽しさと恐怖で小さき脳みそを、フル回転させたんだけど、
その中ふと、思い出したんだよね…。
願いを叶える魔法が現れてから、
それに対する質問をしたらそれが叶ってしまった…お話を。
だから、ここはキッパリ言わなきゃもったいないかも!!と思って…
テストで100点取れますように。とか、
佐原くんと両思いになれますように、とか
色々思いついたんだけどね、やっぱりあたしだよね〜
私はこう言ったんだ。
「あなたの、小人達の存在を忘れたくない。
だから、この時の記憶も気持ちもぜんぶ私の脳にとじこめてっ!!!」
って。
ふふ、私負けん気つよいから、
自分でできることはやる!
だから今起きた奇跡的な出来事…
大好きな絵本みたいな、私だけの思い出をずーーーーっと覚えていたかった。
これを読んでる子は、
「えーなんで?
もっとおかねもちになるとか、泳げるようになるとかにすればよかったのにって思ってたりするかもしれない。
それも素敵だけどね、私はこうかいしてないの。
ふふ…小人さんの魔法も役に立ったでしょ?
だって私が今こうしてお話しできるのは、全部小人さんのおかげなんだから♪
おわり
あ、そうそう!
実はこのお話には続きがあって…
私が願いを言った後、
「むっ!人間やりおるなっ!」
「だが願いを叶えるのは先代からの……」
ってすごいしぶしぶ?って感じで、魔法をかけてくれたんだよね。
あの時はただめんどくさがってたのかなとか思ったんだけど…
ふふ!
後から聞くとね、
小人の記憶を鮮明に覚えられる人間はいないそうなの!
だからね、普通は
「…コンコン」
あ!ちょっと待ってて。
「はーい………」
あなた
((何か喋ってる?))
・
・
・
ごめんね!お待たせ…
そうそう、だから、みんな忘れちゃうんだけどね、
私、記憶消さないでってお願いしちゃったじゃない?
だから実は
(顔を近づける)
今も遊びにきてくれてるの。