私の部屋を一筋の月明かりが照らす。
LINEに表示された「別れよう」の通知。
薄々気付いていたのに、
諦めたく無い自分がいて。
でも、もう決めた。
「うん、さようなら。」
スマホを閉じると通知音がする
「先輩、飲みに行きませんか。」
私はその一筋の光すら、
見逃してるのかもしれない。

あの頃、生きる事に不安があった私へ。
大丈夫、今安定して生きてるよ。
だから、不安がらないで生きて。
絶対、幸せになれるからね。

後何日生きてるのかな、って、
何度も何度も考える毎日だった。
でもあの人が、私のこと励まそうと
してくれたりして、
私は今日も生きている。
でも、あの人のために
私は全て手放さなきゃいけない。
ありがとう。“愛してたよ”

貴方の事なんてもう忘れて、
早く消えたくなった。
もう思い出したくない。
でも忘れられない。
気がついたら目の前が真っ暗で、
気づいたら貴方の事を思ってて。
私は罪悪感を持ったまま生きている。
これからも、ずっと。

沈む夕日。
共に気も沈む。
運命とはこういうもの。
明日の運命など、
神の溝知る、ってか。