やまめ

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3/22/2024, 3:21:52 PM

ほんと、バカみたいだと思ってるよ。あなたに届く訳ないのにさ。それでも心の中で話し続ける。無駄な時間、だとは思わないからさ。
あなたからもらったどうでもいいメモ、あなたがくれた些細な日常、ささやかな言葉、全部全部捨てられないんだ。
卒業式の後、初めてあなたを抱きしめたよね。交際禁止の3年間で、私が育んだのは、健やかで温かな、恋なんかどうでもよくなるくらいの、物語の世界をいくつもつくりあげてしまうくらいの、大きな愛だった。
あなたを抱きしめた時、ただ安心が私を包んだ。やっと、私にもこの資格がある。愛を以てあなたを抱きしめることができる。ようやく、ここまで歩いてきたんだ。
あなたがいることで、こんなにエネルギーを費やしたおかげで、あんなに美しい物語が書けるのなら、私はバカでもいい。バカみたいだと笑われてもいいんだ。
知らないでしょう、私がどれだけ幸せだったか。あなたのおかげで、あなたがいたから、それを何度繰り返してきたのか。
もう足踏みしない。あなたが生きていると、バカみたいにそう信じるよ。
だから、さようなら。そしてまた会おう。

3/18/2024, 7:00:48 AM

泣かないよ、心だって泣いてはないしさ。
ただね、それでもね、いつか寂しくなるんだろうね。
信じてるから、寂しいなんて思えない。いつかまた会うって、あなたは明日も生きているって、そう信じている。
去り際にあなたを抱きしめた。あなたは柔らかく私を抱きしめ返した。
どうか、消えないで。なんて望めやしない。実感もないし。だってここにあなたの身体があるのを、今身をもって知ったから。疑いようがないほどに。
でもね、向かいのホームのベンチに座るあなたが、早く目をそらせって言ってるみたいに儚く笑ってるんだ。泡みたいに、いつパチンと消えちゃうかわからない。
あーあって目を閉じた。
泣かないから、涙だけは見逃してね。

1/15/2024, 2:12:17 AM

どうして見た目で判断するの。
どうして決めつけるの。
どうしてこっちが正解だと笑うって思うの。

どうしてうまく飲み込めないの。
どうして。

どうして、

多様性なんて言っちゃうの。

1/13/2024, 12:35:30 PM

「死にたい」というのが許されないのなら、
ずっと眠り込んでいたい。
それさえ許されないのなら、私はずっと微笑み続けて、そんな我慢に気づきもしないあの人たちが一瞬目を離した瞬間、気絶してやる。
ねえ、あなたたちにとって大切で可愛くて仕方ない私が、あなたたちのせいでそんなとこまで追い詰められてるなんて、辛いんじゃないの?
わかってる。バカみたいなこと言ってるって。だから、やっぱり、ずっと眠り込んでしまいたい。もう傷つきたくないから。
大好きな人と暮らしてる。そんな幸せな夢を見て、いつまでも浸っていたい。

12/24/2023, 1:01:32 AM

私にとって、大きな大きな、何より嬉しいクリスマスプレゼントは、
この世界のどこかで、私に触れてくれる誰かがいることです。
人生と人生を交わらせてくれる誰かが、隣で声を聴かせてくれることです。
楽しかったね、幸せだね、じゃあね、また会おうね、そう言って笑って手を振ってくれる誰かに、笑って手を振り返せることです。
そして何より、
私がそれに気づくまで、じっと待っていてくれた誰かの愛が、
何にも勝るプレゼントです。
だから、
Joy to the world!
だなって、そう思います。

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