心の片隅でそっと君を想ってる
君はかっこよくて眩しい
君のこと想うとトキメキがとまらない
君のこと想うと胸が苦しいよ
君は憧れの存在
いや好き
「新田さんのことを想うばかりに体が勝手に詩を書いたんだけど、どう?」
「え?『心の片隅で』?お前、全身で君を想ってるの間違いだろ。お前、新田さんのこと見てるとき体も動いてるからな」
「あー、本能的に?求愛行動的な」
「あー、とはならんだろ」
「したことない?」
「ないし、したくもないよ」
「あ、新田さんだ」
「、」
「新田さん今日もめっちゃかっこいいんだけど!?」
「…」
「!え、ま、まってこっち見てたんだけど!?
まさか、俺?俺だよね?」
「松田、体めっちゃ動いてるよ…現に俺の筆記用具全部飛ばされたんだけど」
「それはごめん。
まぁお前も恋すれば分かるさ♡」
「分かりたくないよ!」
松田くん
新田さんに恋してる
友達
そろそろ松田くんに恐怖を抱えそう
「小塚くん!あなたの顔が好きです!!
私と付き合ってください!」
「え!?俺のこと好きなの…?
本当に?冗談じゃなくて?」
「勿論です!!冗談なんかじゃありませんよ」
「お、俺でいいなら。よろしくお願いします」
「うん!よろしく!!」
「えと、俺のどこが好きなの?…
って最初に言ってたか俺の顔が好きなの?」
「そうです!ちょっと待ってくださいね」
「…?うん」
「この手鏡1人用なんでもっと顔近づけてくださいね」
「なんで鏡?」
「ふふん!ちょっと見てみてくださいよ」
「見てみろって俺と君が写ってるだけじゃないか」
「それですよ!」
「え?」
「私と小塚くん顔の相性が良いんですよ!!」
「そうかな…なんか照れるな、」
「可愛いー!」
「お、俺が?可愛いの?」
「ギャップ萌えとか言うヤツですね」
「そうなんだ、」
「小塚くんは気だるげそうな見た目してますから」
「あ!私の名前言ってなかったですね!
2ーCの立花です!」
「俺は、知ってると思うんだけど
2ーBの小塚です。」
「あと、俺立花さんのこと知ってるよ
だって、だって俺中学のときから
立花さんのこと好きだから!!」
「って立花さん!?何処行ったの!?」
「あ!それ可愛いねー新作のやつだ」
「そうそう」
「立花さん!!(泣)」
小塚くん
立花さんと同じ中学で
中学のときから立花さんのことが好き。
気だるげそうな見た目。
一途。
立花さん
小塚くんの顔がタイプ。
小塚くんと並ぶとそれそれは素晴らしい画になるらしい。
人の話をよく聞かない
惚れっぽい。
小塚くんは惚れっぽい立花さんに振り回されて
その度に半べそになるでしょう。
ですが意外にも立花さんは小塚くんの半べそが癖になり交際は長く続くでしょう。
小塚くんは立花さんのタイプなので
彼のことを知るたび立花さんはどんどん好きになり
一途になるでしょう。
この交際は軽く思ますが
立花さんは小塚くんの首輪を離すほど腐ってはないので小塚くんの目移りの心配はないでしょう。
「どうしよどうしよ!!」
「ここまで来て渋るなよー」
「だ、だって最近はともかく前まで全然関わりなかったんだよ!?いきなり靴箱にラブレターなんて怖くない?そもそもラブレターに見えるかなあれ、」
「お前さっきまであんなにテンション高かったのにな
そんな不安にならなくても大丈夫だろ」
「でもー、あー入れちゃう?入れちゃう?」
「どうすんの?」
「すー、ちょっと待って…入れるわ」
「お!やっとか」
「あ!ねぇ田中の靴箱にラブレター入ってない!?」
「え?あぁ」
「どう?どう?」
「あー、宛名田中しか書いてないっぽいし間違えたんじゃない?うちの学校田中多いし」
「えー、本当に?」
「そもそも心当たりないって」
「じゃあそのラブレターどうするの?」
「そりゃあ送り主に返すよ」
「あれ?でもこれ送り主の名前書いてなくない?」
「で、どう?」
「どうって別に」
「昨日朝出しただろ?ラブレター♡」
「田中ちゃんさ、俺のこと嫌いなのかな…」
「はぁ?どうしてだよ」
「だってさぁ、田中ちゃんいつもマメだしさ!
カッコいいからしょっちゅう告られてるの、
でもさ、昨日ラブレターに放課後体育館裏来てくださいってさ書いて授業終わったら速攻体育館裏で待機して待ってたのだけどさ!!来なかったの!他の子の時にはちゃんと行ってるのに!」
「うーん」
「もう!!それでも好きだからどうしようもないんだよ!」
「そういやさ、昨日から田中さんが送り主の名前のないラブレターを書いた人を探してるんだって」
「シンデレラじゃん!」
「だよなーてかお前ラブレターに名前書いたの?」
「え?どーだったかな」
「そこ大事だろ!」
「で!この話には続きがあってなしかもそのラブレター宛名が田中さんしか書いてないらしくて」
「あ!!田中ちゃん!?えーどうしたの、うちのクラスくるなんて!ま、どうせ俺には用事ないんだろうなぁ」
「おい!意識を飛ばすんじゃないお前の方に田中さん近づいて来てるぞ!?」
「え、うそ、俺死ぬ?」
「あ、いや殺すつもりはないよ」
「た、た、田中ちゃん!?」
「田中ちゃんって呼ぶの女子以外で君だけだよ」
「まさか俺シンデレラ…?」
「いいから!お前は田中さんに集中しろ!!」
「あぁ君がシンデレラだよ黒田くん」
「ぇ、え、そ、それってつまり!?」
「あ、紛らわしい言い方してごめん!手紙の送り主探してたらシンデレラを探してるみたいな噂になってたからシンデレラぽくしちゃった。これ手紙靴箱に入ってたよ」
「え」
「中身は読んでないから!安心して。頑張ってね」
「…」
「黒田くん!?」
こうして田中さんはショックで気絶した黒田くんを
お姫様抱っこして保健室まで運んだとさ。
黒田くん
田中さんのことになると乙女な
ガタイの良い男。
田中さん
黒田くんに懐かれて?いる。
結局ラブレターを書いたは良いものの想いが1ミリも伝わらず密かな想い状態の黒田くん。
これから黒田くんは田中さんに一喜一憂してどんどん乙女に。
田中さんはどんどん男前に。
そしてだんだん、乙女な黒田くんに振り回される羽目に。
【あの子は私の大事なお友だち】
みんなね私をいつからか邪魔者いや居ないみたいに扱うのいつからかな確かあの子が来る1.2年前ぐらい前からだったかしらそれまでは仲良くしてくれて居たのにあの時はとても孤独で寂しかった
でもね今はあの子がいるからあの子は私のことをとても大事に扱ってくれるの嬉しいけどそのせいか私は今日もここに居るみたい時々なんで私がここに居るのか分からなくなる時があるのでもそんな時はきまってあの子が【分からなくていいよ】と言ってくれるだから分からなくても良いかなと思ったりするだってあの子と2人なら何処だってきっと楽しいものあの子は私を包み込んでくれる毛布みたいあっそろそろ彼女が朝ごはんを持ってきてくれる時間だわ
彼女のゆうあの子は本当にただの優しいお友だちなのでしょうかそれとも、
カーテンを開ければ眩しい光が差し込んでくる
当たり前だけど閉じて仕舞えば光は差し込んではこない、まぁそうだよねと思いながら私はカーテンを開けようと手を伸ばすだけど私の手はそこまで届かなかった光を浴びたいのにもう一度伸ばしてみるけど、やっぱり手は届かない震えるだけ
私の心のカーテンは開かない
お題【カーテン】