お題 一年後
一年後なんて、あっという間だよ。
今日寝て、明日寝たら、あら?
気付けばもう一年経ってるわ。っていうくらいに早い。
いや、ちょっと盛ったけど。笑
でも、そのくらい早いの。体感的には。
ちなみに来年のG.Wは四日間ですってよ。
昔付き合った年上の彼氏に
『きみと僕じゃ、流れてる時間の感覚が違うんだよ』と言われたときは意味が分からな過ぎて絶句したな。
今こうして一緒にいて、同じ時間を生きてるのに、そんな筈ないでしょ。
本気で彼のことを愚鈍で間抜けなだけだと思い込んでいた。
あれから何十回と季節が巡って、今さらあの時言われた言葉が記憶から蘇ってきて、ジワジワ体に広がっていく。
全然違ったわ。びっくりするくらい、違った。
なるほど。確かにね。
本当にその通りだった。ごめんね。
突然死とか、余命とか、何か大きなアクシデントが自分に降りかからない限り、私は一年後も生きている。
生きてるけど、一年前になる今日のことは、たぶん忘れてる。
そうやって再来年も、再々年も、私はわたしを消費しながら生きている。
一年後に対して、特別心踊ることもなければ、気負うこともない。
生活が続いていくだけです。
お題 初恋の日
初恋って覚えてる?
わたしは全然覚えてない。こまったな。
ちなみに調べたら本当の初恋の日は10月30日。
(島崎藤村が「まだあげ初(そ)めし前髪の 林檎(りんご)のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛(はなぐし)の 花ある君と思ひけり」と詠った「初恋」という作品を明治29年10月30日に発表したのが由来。
島崎藤村ゆかりの宿の長野県小諸市の老舗旅館「中棚荘」により、平成11年10月30日に「初恋の日」として制定されました。)
久しぶりに宇多田ヒカルの初恋を聴きながら今これを打ってるんだけど、いい曲だよねぇ。
と、なるべく当たり障りのないことを頭に思い浮かべてる。
朝が来るのが嫌すぎる。明日なんか来るな来るなと思っている時の夜の時間って、どうしてこんなに早く感じるのか。
暮らしのことだけ考えていたいけど、働くことも暮らしのことだ。生活しましょう。おやすみなさい。
お題 明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
明日世界なくなるんなら、たぶん何にも願わないな。
世界なんかたぶん無くならないから、現実味がない。
世界がなくなるってことは、みんな消滅しちゃうってこと?
死んでも天国に逝けそうにないし
来世があったとしても、人かも分からないし。
でも、もし人に生まれ変われるなら、
ひどく傷つけてしまったあの人と、もう1度出会い直して、どんな形でもいいから近くにいたい。
自分でも気持ち悪いと感じるけど、世界がなくなる1秒前でも、心からそう願ってると思う。
何度も何度もくっついたり、離れたりを繰り返した後、
私たちは永遠じゃない。この男は私を一生涯は愛せないし、どこまでいっても私が求める愛情は与えてくれないと悟ったとき、
だったらいっそ、彼の心を傷付けて、一生嫌われて、恨まれたいと望んだ。
嫌われた方がこの先、彼と2度と会えなくなっても、好き合っている今より、ずっと長く彼の心の中に私が存在することが出来ると
若かった当時の私は本気でそう考えて、実行した。
彼を好きになって初めて、好き同士だとしても
その気持ちは決して、同じ熱量ではないという事を思い知った。
近寄ればすぐに大群になって、いつでも餌を欲しがる池の鯉みたいに、
投げ入れられる少ない量の餌を、水面から必死にパクパクと、もっと欲しい、もっと欲しいと、口を開けて待っている、そんな状態だった。
彼を渾身の酷い言葉で傷つけ、自分の吐いた言葉で自分が予想以上に大ダメージを負い、
眠れなくなり、食べれなくなり、体重が30キロ代まで落ちた頃、
彼から共通の友人経由で星の王子さまの本が贈られてきた。
なんで??
別れてから数ヶ月、わたしが日常生活も満足に送れなくなるほど心を病ませていた間、肝心の彼は呑気に本を読んでいた。
元々読書が好きな人ではあったけど、でも、どうやっても埋まらないその差にまた愕然とし、絶望して、最後は自力で立ち直った。
憐れまれていたのか、怒ってたのか、呆れてたのか、または、単純におすすめの本として読ませたかったのか、今でも全然分かりたくない。
悲しいことに、私が私であって、彼が彼である限り、お互い到底分かり合える日は来ない。
夫婦にも、恋人にも、友だちにも、仲の良い同僚にも、隣人にもなれない。
どこに入っても、きっと相性は最低で、バランスが取れない。
それでもどうしようもなく惹かれてしまうのは、紛れもなく彼が彼だったせいだ。
だから世界がなくなったあとの来世では、どんな形でもいい。
柔軟に、少しだけ同じで、適切な距離で、
お題 君と出逢ってから、私は・・・
料理をつくり、洗濯をし、掃除をして、布団を干す。
最近はそこに、花の水やりも加わった。
丁寧な暮らしに憧れつつ、たまにサボったり、
文句を言ったりしながら、生活を営んでいる。
こうやって老いていく、という事実をまだ半分受け入れられない自分が時々顔を出すけど、
その葛藤すら甘受して、暮らしていく。
早朝。ねていたい。しかし起きねばならない。
なるべく音を立てないように寝室を出る。
スキンケアをして、無心で日焼け止めを塗る。
昨日のむちゃぶりお題のために、いつもの低山へいく。
ざんねん。晴天。雲が見つからない。
この季節、ほんとに好き。
新緑のみどりってなぜこんなにも綺麗なんだろう。
みずみずしい。
寝っ転がる。一息ついて、目を閉じる。
、、、後から登って来たひとに急病人だと思われたら、非常に気まずいぞ。
不安になって、すぐに起き上がる。
結局昨日のお題、なにも思い浮かばなかった。ラピュタですらもない。
寝っ転がったときに唯一撮った空の写真と一緒に
『すいこまれる』と打ってLINEで送ったら、
『早く帰っておいで』とわりとすぐに返事が来たので、ふたつ返事で一目散に駆け下りた。
帰ったら朝食が用意されていて、お湯を沸かしてるところだった。
うれしくなって、急いでシャワーを浴びてタオルで髪を拭きながら椅子に座る。
『今日予定は?』と聞かれたので
『一緒に二度寝しよう』と即答して、目玉焼きとベーコンが乗せられたマフィンに手を伸ばす。
『さっき起きたばっかりだよ』
いやがる相手を半ば強引に寝室に連れ込み、
半袖短パンで眠りこける。そんな1日。
緊急地震速報の強い音で2人同時に飛び起きる。
かなり揺れたけど、大丈夫。
明日以降、天気も崩れるので今以上に被害が大きくならない事を願っています。
お題 大地に寝転び雲が流れる・・・目を閉じると浮かんできたのはどんなお話?
えっ、、
ラピュタのシータとパズーしか思い浮かばない。
そんなシーンなかった?笑
きょうはラベンダーを植えた。
日に日にさみしかった玄関先にいのちが吹きこまれている。色があって、うれしい。
明日は早く起きれたらいつもの山に行こうと思う。
あそこの頂上で寝っ転がったら、たぶん雲も流れてるし
目を閉じたらなにかしら浮かんでくるのかもしれない。、、たぶん、ラピュタだと思うけど。笑