僕は君に何をしてしまったと言うんだい?何故、君は悲しんでいるんだい?ただ、僕は君の過去の出来事に嫉妬してしまっただけなんだ。君はなぜ僕と同じじゃないのかってね。ただ、君を悲しませてしまったことに関しては本当に謝りたいんだ。でも、君の過去の話を聞くと本当に嫉妬してしまうんだ。
あなたは何も分かっていないわ。私の気持ちも、私の思いも。昔の話は伝えておくべきだと思ってあなたに伝えたのよ。このまま嘘をつき続けるより、伝える方がマシだと思って。私が間違ったことをしていることは認めるわ。でも、今はもう何も言わないで、これ以上、言い争ったって、いい結果には行けないわ。だから、私は今、一人でいたい…。
微熱 ジョセシーなので苦手な方はスクロールしてください。
「っはぁ…はぁっ…。」
こんな時に…微熱か…。頭が回らん…それに、すごく汗が出る。今、ジョジョは用事でいないしどうすることもできん。俺が出来る事は眠る事だけだ。が、どうにも症状が重く薬がないとどうにもならない。只々、息苦しい。
彼は魘されながら、眠りについた。そして、数時間もすると彼の部屋にはジョセフが立っていた。彼は息を荒げながらシーザーの部屋に入った。どうにも彼のことが心配で急いで帰ってきたという訳であった。なぜ気づくことが出来たのかといえば、いつもならすぐさま連絡を返してくれるシーザーが返さなかったからである。そこから、異変を感じすぐさま帰ってきたのだ。
「大丈夫?シーザー。」
「ジョジョ…?帰ってきてたのか…。」
「その様子だと何か俺に物言いだそうだね。用事はそこまで重要な事じゃなかったし、それに、用事とシーザーならシーザーの方が大事だからだよ。」
ジョセフはそう言うと、手に持っている袋から水が入ったペットボトルと解熱剤を取り出し、解熱剤を彼の口に入れ水を飲ませ、解熱剤を飲み込ませた。
「…ジョジョ、ありがとうな…。」
「これで少しは楽になるといいんだけどね〜。どう?」
「さっきよりは、マシになった。」
「ならよかった。」
ジョセフは安心した様子でシーザーの頬にキスを落とし、シーザーが眠りについてもずっと側に居続けた。そしてジョセフはシーザーと共に眠りについた。