飛んでる夢。〈鳥のように〉
私はある日、夢を見た。
その日は残業、上司には怒られ、最悪だった。
私は鳥が大好きで、家に帰ると、鳥のぬいぐるみを
抱き、すぐさまベッドへ倒れ込んだ。
疲れていたのだろう。1、2分経つと眠りについた。
「うん、、?ここはどこ、、」
「ここは鳥になって飛べる世界!早速飛んでみて!」
何者かの指示に従い、嘘だと思いながら空を飛んだ。
すると、空が飛べるではないか!
それもスラスラと。
「楽しい!まだまだ飛ぼう」
はっ!
そこで夢は終わってしまった。
「まだ飛びたかったな〜」
それでも、その日の疲れは取れた気がした。
君との思い出を忘れずに。〈さよならを言う前に〉
「俺、東京に引っ越すんだ。」
私は、突然言われた。この人は私の彼氏。
私たちは地方でど田舎な地域の高校に通っている高1だ。
「父の転勤が決まってさ。流石に遠いから
引っ越そう。ってなったんだ。」
「ほんとごめんね」
「いいの。しょうがないことだし。」
内心私はとても悲しかった。でも、まだ5日後だ。
まだ時間はある。
それからの5日間、私と彼氏でたくさん遊んだ。
少し古びた地元の遊園地に行ったり、ドライブしたり、
いろんな思い出を作った。
そして、お別れの日が来た。
「また絶対会おうね!」
私はさわやかに送り出した。
『さようなら!』
その後、私はずっと泣いた。悲しくて。悲しくて。
〜2年後〜
「今日も学校か〜」
私はいつも通り投稿していた。
すると30m先ぐらいに、誰かが歩いてくるのが見えた。
「まさか、、!」
私は全速力で走り出した。
そして、私は言った。
「おかえり」と。
放課後の空模様。〈空模様〉
私は、学校の帰りに綺麗な空を見た。
水色だけでなく、ピンク、オレンジ、黄色など
グラデーションで綺麗な空模様だった。
その時、一緒にいた友達に、「今日の空綺麗だね〜」
というと、友達は「え?何が?ただの水色の空じゃん!」
私はその時おかしいなと思った。
その瞬間、一瞬だけ声が聞こえた。
「よかったね!あなたは幸運だよ〜」
後ろから聞こえた気がして、ふと振り返っても、
誰もいなかった。でも、綺麗な空を見れて、
私はさわやかな気持ちになった。
願いを叶える鏡。〈鏡〉
この地域には、ある宝があるらしい。
それは先祖代々受け継がれてきた、伝説の宝なんだと。
そんな財宝があると知った、朱羅中学のオカルト研究部は
「そんなの探すしかないっしょ!」と、地域全体を
探し始めた、、、
探して、探して、毎日探し続け、夏休みが終わった。
「本当にあんの?」部員は言った。
「あるだろ。こんな噂あるなら。」
部長はそういうが、部員は「もうやだよ〜」といって、
探すのを辞めてしまった。
部長は諦めず探して、探し始めて1年が経った。
学校に登校中のことだった。
私の記憶。 〈いつまでも捨てられないもの〉
私のいつまでも捨てられないもの。それは、私の記憶。
当たり前かもしれないけど、記憶は、体験したこと、
見たこと、感じたことなど全てを持っている。
ものよりも、自分の記憶の方が、より精密に物事を
覚えている。何のものにも変えられない、とっても
大切だと感じるもの、それが記憶。
私は、一瞬一瞬を大切に、悲しかったこと、
苦しかったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、
色んな感情を感じていきたいと思う。
いつまでも色んな記憶を感じられるように。