君との思い出を忘れずに。〈さよならを言う前に〉
「俺、東京に引っ越すんだ。」
私は、突然言われた。この人は私の彼氏。
私たちは地方でど田舎な地域の高校に通っている高1だ。
「父の転勤が決まってさ。流石に遠いから
引っ越そう。ってなったんだ。」
「ほんとごめんね」
「いいの。しょうがないことだし。」
内心私はとても悲しかった。でも、まだ5日後だ。
まだ時間はある。
それからの5日間、私と彼氏でたくさん遊んだ。
少し古びた地元の遊園地に行ったり、ドライブしたり、
いろんな思い出を作った。
そして、お別れの日が来た。
「また絶対会おうね!」
私はさわやかに送り出した。
『さようなら!』
その後、私はずっと泣いた。悲しくて。悲しくて。
〜2年後〜
「今日も学校か〜」
私はいつも通り投稿していた。
すると30m先ぐらいに、誰かが歩いてくるのが見えた。
「まさか、、!」
私は全速力で走り出した。
そして、私は言った。
「おかえり」と。
8/20/2024, 10:51:16 AM