: 鏡の中の自分
日々、私に起きる出来事全ては、私の心の写し鏡だ。
嫌な出来事は、私の心にある影の現れで、それらは試練を与えてくれる。
嬉しい出来事は、私の心のにある光の現れで、愛や勇気を を与えてくれる。
人生に何を映し出すかは、私の心のあり方に寄るだろう。もし、辛い出来事があるならば、そこには私の心に手放すべき執着や、向き合わなければならない感情があるから。
鏡の中の自分。自分の人生で会う一人一人が私の鏡だ。
その鏡と大切に向き合うことは、自分を大切にして向き合うのと同じこと。
全ては表裏一体。みんな繋がっている。鏡の中の自分と向き合うこと、それはこの世界をありのまま受け入れることなんだ。
: どこまでも続く青空
どこまでも続く青空は、その広大さを見るだけで無限の可能性を私達に与えてくれる。
その無限の可能性って、私達一人一人の中にも存在しているんだって。目の前のことに精一杯になり、狭い家やオフィスで過ごしたり、いつも変わらない同じ風景の日々を生活していると、そんな宇宙のスケールの大きさなんて忘れてしまうだろう。
でも、もしそれが事実なら、私達もこの宇宙から生まれた個性ある人間として、一人一人が自分の中にあるどこまでも続く可能性を磨いて、もっと素晴らしい現実を創っていけるのではないか。
以前に同じ人が、愛がないと生命は誕生しないって教えてくれた。愛のギフトを生きる力に変えて、今日も一歩一歩前進する、どこまでも続く空のような旅路を。
: 衣替え
季節の変わり目にやってくる「衣替え」。
常に気温が一定な国では衣替えの概念すらないだろう。
そんな面倒な入れ替えを極力楽しむにはどうすればよいか。
それは「洋服を減らすこと」だ。
少ない洋服でも最高のお気に入りのものを集め、収納する。
衣替えの時期になると再会する洋服達。「待っていたよ」と言わんばかりに新たな季節のお気に入り達が再び勢揃いする。
季節の変化が多い日本で過ごせる喜びを、ささやかだけと楽しむ。面倒を楽しみに変えるだけで、人は少し陽気になれたりするんだ。
: 始まりはいつも
始まりはいつも長い冬が明けた後にやってくる。
冬の時期は一見何も変化がなく、ひたすら降る雪を眺めながらじっと辛抱して過ごす時だと思うかもしれない。
でも、冬の土壌では常に大きな変化が起こっているのだ。
春の準備の為にせっせと微生物や植物の根が大地を整えて土台を造っていく。
人間も同じなのではないか。自分軸を持って生きていきたいと思うなら、何も変化を感じられていない時期にコツコツと目の前のことに集中して取り組むことが大切だ。
地味で味気のない毎日かもしれない。気分転換に余計なことに手を出してしまうかもしれない。それをグッと堪えて、必要なことに集中する。ひたすら自分軸を整える。
春が来たら、美しい何かが目の前に輝き出す。きっと自分の成長を実感するときは、新たな「始まり」の扉が開き、その輝きを感じた時なのだろう。
だから、今は変化が感じられなくても、ひたすら何気ない日々を、春が来ると信じて大切に過ごすのだ。
: 秋晴れ。
キンモクセイの甘い香りがする通りを歩く。空は清々しく、木々の葉も色付いてきた。どんぐりもそろそろ落ちている頃だろうか。
先日、道脇に鈴虫が鳴いていたのを聴いて秋を感じた。私は日本の秋を来年も味わうことがあるのだろうか。
まだ引越し先が決まっていないから、来年は北の方へ行くか、海外へ行くか、全く分からない。ただ今大切なことは、秋晴れの美しさを感じて幸せに浸ること。
今を大切に生きるって、きっと季節変わる自然のメッセージを感じとることなんだ。