: 始まりはいつも
始まりはいつも長い冬が明けた後にやってくる。
冬の時期は一見何も変化がなく、ひたすら降る雪を眺めながらじっと辛抱して過ごす時だと思うかもしれない。
でも、冬の土壌では常に大きな変化が起こっているのだ。
春の準備の為にせっせと微生物や植物の根が大地を整えて土台を造っていく。
人間も同じなのではないか。自分軸を持って生きていきたいと思うなら、何も変化を感じられていない時期にコツコツと目の前のことに集中して取り組むことが大切だ。
地味で味気のない毎日かもしれない。気分転換に余計なことに手を出してしまうかもしれない。それをグッと堪えて、必要なことに集中する。ひたすら自分軸を整える。
春が来たら、美しい何かが目の前に輝き出す。きっと自分の成長を実感するときは、新たな「始まり」の扉が開き、その輝きを感じた時なのだろう。
だから、今は変化が感じられなくても、ひたすら何気ない日々を、春が来ると信じて大切に過ごすのだ。
10/21/2024, 10:48:14 AM