秋色

夏と比べて風が冷たく
日も短くなってきた
これから少しずつ
暗闇も多くなって
気温も少しずつ
下がって来て
暖かい服や
暖かい物が
恋しくなってくるのだろう
少しずつ感じ始める秋色
空や雲も変わってくる

もしも世界が終わるなら

もしも世界が終わるなら
それがもしわかっているなら
きっとそれなら自由に
沢山好きな事をするのだろう
もしわかってなかったら
普通に生活して
よくわからないうちに
世界が終わってしまうのだろう
世界が終わるって話を
わかっていても
信じない人もいるだろう
そんな彼等もきっと
普通に終わってしまうのだろう
あくまでも地球での世界ならばだが
世界が終わると言っても
果たしてどんな世界が
終わるのだろう？
世界といっても色々ありそうだ
自分の世界や趣味の世界など
何とも難しい

靴紐

古びれた靴を眺めながら
今の現状を知る
散らかり放題の部屋
全て嫌になった現実
あれから何もせず
家にいるだけ
過去の栄光は何処にも無く
今をただ腐って生きてるだけ
挫折という名の絶望
ボロボロになった靴紐
これからどうすればいい
何をすればいい
わからないまま
時が流れる

答えは、まだ

あれから何年経った？
どれくらい経った？
あとちょっと
まだちょっと
もう少し時間をください
あの時言おうとしてさ
しかしまぁ随分と色々あるねぇ
人それぞれの答えがあって
答えは、まだ　
何とも奇妙な話
問う方も答えようとする方も
色々な問答があり
とても楽しい

君と見上げる月

今宵は雲が一つも無い
澄んだ空に見えるのは
闇夜に輝く数多星
果てしなく広がる草原に
優しく通り過ぎる風に
心地よさを感じながら
君と見上げる月
君と僕を明るく照らす
またここに来よう
その時はきっと…