夜中に台風が過ぎ去った翌朝には、すっかり青く澄んだ空に、台風本躰に追いつこうとしている小さな雲が、慌ててどれも同じ方向に流れていく。海も波が高くて、数日間は荒れる。
沖縄では強風に飛ばされた牛が、いつもとは違う場所でぽつんと草を食べてたりすることもある。
美術の時間に習うのは、Cyan, Magenta, Yellowの三色(CMY)で、これは混ぜれば黒になる。
長雨の晴れ間なきころ、内裏の御物忌さしつづきて、いとど長居さぶらひたまふを、大殿にはおぼつかなくうらめしく思したれど、よろづの御よそひ、何くれとめづらしきさまに調じ出でたまひつつ、御むすこの君たち、ただこの御宿直所に宮仕をつとめたまふ…
(*大殿:左大臣)
誰もいない教室というと、みんなが帰宅して照明を落とした夜の教室を思い浮かべるのだと思うけど、昼間でも、体育の時間で誰もいなくなった教室も不思議な異世界で、つい先ほどまで生徒たちがいた喧騒が、そこだけぽつんと誰もいない空間になる。
こちらは実際に現実に出現する空間で、きっとあそこには何かがいる。いつもは子供たちの喧騒で教室に出てこられない何かが。
今では信号もいつの間にかLEDになってしまって、これも消費電力が少ないから雪が降ると溶けずに信号機にまとわりつくらしいんだけど、そもそもアメリカあたりで始まった信号は、線路脇のポールに赤い球をぶら下げて、汽車の場合は球が上がっていると進行、下がっていれば停止。これは敷設工事中にも使われていて、球が上がっていると工程が遅れているので急げ。同様に工場でも、球が上がっていると遅れてるから持ち場に戻れ。
でもって、進行が遅れている時期の作業員でも急いで飲めるように、ウイスキーを薄めて提供したのが「ハイボール」だと聞いた。(ただしwikiを見ると諸説ある。)
でも多分、安く短時間で引き上げるために、「今ハイボールだからな」とか言ってたんだとも思う。