本来の心の中の風景というと、思いつきやすいのは夢だし、取りあえず外界への視覚や認識作用が無効化されて、心独自のイメージが広がっている。
でも本当は、夢すらも見ていない、つまり夢の記憶が働いていないのではなく夢も見ていない状況で起こっていることこそが、心の固有の風景なんじゃないかと思う。
電源は入っているけど、モニターには何も写し出されていない、アプリケーションも何も起動されていない、ただスリープしているOS。
たぶんこれはどの端末でも同じ光景で、CPUの速さとか、交流電源が50Hzか60Hzかくらいの違いはあるのかもしれないけど、そもそも差別化できる要素というものがない。
スタンバイ状態でほぼ虚無だけど、そこに流れてるOSは共通。
強者(ツワモノ)か、冬蟲か、どっちだ?
今日は先ほどまで見ていた夢なんだけど、一部の女性だけが巨大化する現象が起こっていて、街を歩いていると、そこかしこに身長が1.5倍くらいの女性の上半身が見える。
さすがに恋愛事情がたいへんらしくて、女性の方から積極的に「あんた、でかい女性ダメ?」とか聞いてるんだけど、たとえ良い人でも、身長が2倍あると生物種としての心理的な壁みたいのができるらしくて、なかなか恋愛は成立しないらしい。
夢の中の自分が持ってた基礎知識だと、一部の女性が急に巨大化するらしくて、巨大化すると一生そのまま。しかし生まれてくる子供は、女性でも通常サイズらしい。
夢だから、街中の設備とかどうしてるのか不思議だけど、取りあえず難儀な社会や。
当然ながら恩田陸が思い浮かんでしまう。
ご存じの方もおられると思いますが、midnight blueといえばモンブラン社のブルーブラックインク。同様にペリカン社のはroyal blue (Königs blau)というのが、黒寄りのブルーブラックで、特に後者はペン売り場で試し書き用に頻用されているというほど良い色です。