勝ち負けって、こだわってる方が負けってとこ、あると思います。
接待ゴルフじゃないけど意図的に負けて、相互の調和の方を取って、長期的に別の自分の利益とか組織内の効率を確保していることなんて当たり前だし、なんならうまく相手を転がして過剰な条件を呑ませたり、さらに勝っていい気になった相手を蔑んでたりする下衆なヤツまでいる。
また、そういう自分の魂胆も意外と見えているものなので、立場上きちんと喜んだふりをして、軽く接待マウントとかまでしてもらって、最終的には嫌な気分になってて楽しくない。

マウントすれば有利に支配できるとかいう勘違いもあるんだけど、優越感には無防備で危ない側面もあるので、そのマウントを利用して操作することもできる、「嫌な空間」ですよ、勝ち負け。

(親しいヒトと暇つぶしに、勝ったぜ引っかかったなあのアホ、とか、負けたじゃんあいつ本当に卑怯だ、とか性懲りもなくやってるのが一番無害。)

まだ続く物語なのかどうかって、今の時期には気になるところで、やっと主要人物が出揃って盛り上がってきところなのに、8話くらいで急に展開が収束し始めると、あぁ次季はないのかな、と寂しくなる。

だめだ、この時期だとアクリルが思い浮かんでしまう。
でも、あのエピソードの最後は、ストーリーも作画も良かった。

これで最後、とか言いながら死にゲーのラスボスに挑み続けてしまうことがある。
何度もこれで最後とか思っていながら、なんでまた繰り返しているのかも分からないが、すごい回数繰り返してしまったのに、どうしてまたこれで最後、などと思うのかも分からない。

これが勇気とか粘り強さとか弛まぬ努力などというものなのか、意志が弱くて明日に差し障る馬鹿なのかといえば、これはかなり本質的な問題になると思う。

いけない、オブラートに… しか思い浮かばなかった。
これじゃ、イケズな京都人みたいな言葉しか出て来ないやんけ。