私の作品は屁理屈で構成されてる。

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8/17/2024, 10:43:16 PM




ねぇ
100歳の少女って居るでしょ?
ファンタジーやバトルの物語に出てくる
見た目は少女なのに
実は100年以上生きている
吸血鬼とか、天使とか、
わたしとか。

無茶苦茶な事が許されるの。
あたまの中さえ ずっと夢を見ていられるのなら。
30歳になろうと
40歳になろうと
 100歳になろうと。


その先は、よくわからない
だってわたしは
16歳の少女だから。


きっと
人と同じ吸血鬼はこう思ったの。
わたしは吸血鬼だから
鏡にも映らないし
闇の深い夜にしか
人の世界に姿を現さないし
醜く衰えていく
この愛らしい素顔も
歳月は意味を成さないって。
そう思い込む事にした。
そう我慢する事にした。


そうしたら美少女は
美少女吸血鬼になっていた。
おしまい。

8/16/2024, 11:48:43 PM




わたし思うの
努力をしても
叶わない夢があるって。

たとえばわたしは
小説みたいに長い物語を
何回死んでも
書く事は出来ないのだけど
アメリカ映画のような
シニカルで下品極まりないジョークは
息をするみたいに出てくるの

もし
私が悪魔に生まれていたら
良い事をするよりも
悪い事をする方がとても簡単だし
きっと
悪くて悪魔に向いている事をする方が
周りの仲間の悪魔にも
いっぱい褒めて貰えると思うの

わたしはそれでいいと思ってる
悪魔が天使になることは出来ないって
100年くらい生きてきて
なんとなくわかってるつもりだし
こころが痛くない生き方をしても
こころはちゃんと細胞分裂をするって
なんとなくわかってるから

だからいいよね
わたしも
あなたも
悪魔のままでいよう。

8/15/2024, 11:49:46 PM




ねぇ
明かりを消したまま
あなたのお部屋を見て欲しい。
そうしたら
目の前にあなただけの海が広がって見えるから。
テレビの赤いランプはちいさく愛らしい灯台だし
夜はねむったままのカーテンを開いたら
窓からはちいさな星のこどもたちも見える。
いつもとは違う
心地好い戸惑いを胸にあなたは
うすくあかるいお部屋を
月灯りを頼りにさまようことができるの。
ね、すてきでしょ?

わたしのすてきな冒険譚は
とてもたくさんあるのだけれど
わたしは
あなただけの冒険譚を見つけてみてほしい。

8/11/2024, 11:40:51 PM




わたしはね 
お題の帽子って
どんなものでもいいと思ってるの
例えば
今回は麦わら帽子だから
わたしはひまわりを麦わら帽子に見立てて
お題を書いてみようかなって思ってた

ここから
向日葵のストーリーを
一生懸命考える
どうしたら感動するお話になるのか
どうしたら泣けるようなお話になるのか
どうしたら読んで貰えるお話になるのか
それらを誠実に考えてみるの
そして
それでも思い付かなかった場合は
書くのをやめる
本気になれなかったお話は
誰の心にも響かないから

わたしは
良い作品をつくりたい
そのために
一生懸命であることを
いつも忘れたくない

8/8/2024, 9:45:11 PM





私はぬいぐるみが好き
だからね
お母さんのように
ゲームセンターのクレーンで取ったあと
机の本棚に
かわいいねって飾って
ほこりまみれにしておくのが
とっても
許せないの

ぬいぐるみは生きているから大切にしないとね
わたしがそう思っている限り
大切にしないといけないし
可愛がらないといけない
とても哀しいけれど
ご飯もあげられないし
トイレのお世話もできない
それでもわたしは
どんなペットよりも
わたしにはあなたが居てほしい

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