8/14/2025, 12:15:29 PM
一歩前を歩く君の
下駄が鳴るたびに
手のひらに滲む汗
隣に並びたくて
その手を握りたくて
だけどできなくて
花火の音と焼きそばの匂いと
君の背中が
僕が見た夏
振り向いた【君が見た景色】に
僕が焼き付いていたらいい
8/13/2025, 10:54:58 PM
見えないものに
名前をつけた人はすごい。
例えば 恋だとか、夢だとか。
だって見えてないんだから。
見えてないのに、存在している。
同じような理由で
《0》も すごいと思っている。
そこに《無いこと》を、見える形で表している。
そういう理由のわからない屁理屈を
君の前にたくさん並べて
僕の中にある
まるくやわらかで やさしい色した
この君への気持ちを説明する。
君は、きょとんと僕を見上げて
それからケラケラ僕を笑って
僕は、それを見て
ちょっと悔しくなる。
使い古しじゃなくて
新しい名前をつけたいのに。
誰かがつけた定義じゃなくて
僕が見つけた想いを伝えたいのに。
この感情は たぶん《 愛 》
【言葉にならないもの】
難しく表現しなくていい
使い古しの言葉でいい
そう言って、君は僕の目を見た
「ねぇ、愛してるって言って」
8/11/2025, 1:05:28 PM
熱に溶けて
べたり
纏わりつく
【こぼれたアイスクリーム】
溶ける前より
甘く 甘く 甘い
8/10/2025, 2:21:55 PM
やさしさなんて