11/6/2024, 2:30:43 PM
君を誘った 一つの傘の中
大きくないはずの笑い声が響く
右肩を濡らす 雨が熱い
君の家の軒の下で
僕の肩に 君が触れた
『雨宿りしていって?』
僕を見上げた君の声と
同じくらいに
今日の雨は 僕に優しい
【柔らかい雨】
11/3/2024, 9:15:36 PM
鏡の中の自分
11/2/2024, 3:52:30 PM
窓をうつ雨の音を聞きながら
キミが好きだと言った作家の
最新作のページを捲る
苦いコーヒーの隣に
甘いチョコレート
食べもしないのに
並べておくのは
それが キミがいた証だから
【眠りにつく前に】
ぼくが キミを想うように
キミも ぼくを思い出したらいい
いつか また会えた日に
この本の話がしたい