#遠い日の記憶(2024/07/17/Wed)
遠くから聞こえる音に心が動く
いつの事なのか思い出すには遠い音も時も
日差しを背にして座るあなたを見つけて
のはらに咲いたフランスギクを見つけて
記された思い出がゆり起こされた
憶えているかな あなたも
初めて会ったのは
ずっとずっと幼かった頃
こんな公園の片隅だった事
#空を見上げて心に浮かんだこと(2024/07/16/Tue)
空のボトルを両手で包み込むようにした
をちこち(彼方此方)に視線が彷徨う
見るともなく眺める公園では
上から子供が滑り降りる長い長い滑り台
げんきを振りまく笑い声に和む
てんきは快晴 こんな日は
心まで陽射しが温めてくれる いや暑い
にしに傾き始めた太陽が眩しくなってきた
浮き輪をつけて遊んでいた子供が転んだ
かたい地面に膝を擦りむき泣き出した
んとに笑うのも泣くのも元気だ
だから危ないって言ったでしょと
こどもの姉らしき少女が口を尖らせて言う
とくとくと始まった説教と泣き声の二重奏
早くお帰りの音楽が街頭に流れ始める
僕はまだ帰れない
あの子と約束した時間まであと少し
夕日が綺麗だねと話せるまであと少し
#終わりにしよう(2024/07/15/Mon)
おんなのこから告白するって迷う
わかっていてするって思われる?
りゆうは何となくだけど
にんき、意外とあるの あの人
しらないのは本人だけ
よし! 思い切って
うちあけるぞ!
友達以上恋人未満から
1歩前進するんだ!
#手を取り合って(2024/07/14/Sun)
手紙を書いてみたい
をし(愛し)あの子への
取られたくないから 他の誰かに
りんどうの花が描かれた便箋
合わせたくて花の切手を探した
ついに見つけられず
てまどっていたら LINEがきた
きれいな花の切手見つけたの
チームワークいいでしょ
#優越感、劣等感(2024/07/13/Sat)
優しさってやつ 時々疑ってしまうんだ
越えられない何かを
感じてしまうのだ
劣っていると思う相手を労わろうとしてる
等しい関係ならばきっと違う態度だろうと
感じてしまうのだ
***かなり強引 こんな程度でございます