『半袖』5/28
昔、腕を火傷したんですよ。
トースターでジュウゥっと────
ちょうど、半袖だと見えちゃう位置だったもんで
包帯巻いたら、痛々しくてね。
それで、中二病扱いされた話する?
「実際、中二病を発症してたけど?」
、、、あぁ~夏ですね
「、、、夏だね」
『天国と地獄』5/27
「天国と地獄どっちに行きたいですか?」
白と黒の翼を持った天使(?)に尋ねられた
僕は迷うことなく答えた。
地獄に行きたいと
天使は不思議そうな顔をして何故かと問う。
僕は、善人であることに疲れたんだ。
天国に行ってまで、善行を積む気はないよ。
「なるほど、行くなら地獄の方がマシだと?」
対した罪を犯した記憶はない。
むしろ善行を積んできたんだ。
軽い罰でも受けて、地獄観光でもしてみるよ。
「地獄観光、懲罰されてる罪人を嘲笑いに行く。
ほほぉ~、アナタ悪魔に向いてますね」
そうかい、それで僕は殺されるのかい?
「─────」ニコッ
『月に願いを』5/26
「月が綺麗ですね」
、、、そうですか、そうですか。
話に関係ないけど嬉しいですよ。
「関係あるさ、私は君を月に例えた
つまり、月に願いをってのは、
好きな人に願い事をするのと同じ意味だ」
へぇ、星に願うのじゃ駄目なんですか?
「消え行く星よりも、
輝き続ける月がいい」
そうですか、届くといいですね。
「そうだね。こんな、月夜にキスしたら
さぞ、ロマンチックだろうねぇ」
、、、そう、ですか///
「フフッ、私の願いは叶いそうかな?」
、、、検討中です!
『いつまでも降りやまない雨』5/26
此処に来るのも最後になりそうだ。
墓石の前に、傘を置き私は覚悟を話す。
「アナタの仇が見つかった、だから──」
アナタは望まないかもしれない。
それでも、私の我が儘を聞いていて
「復讐するよ、私の命にかえても───」
雨の中を歩きだす。
雨にも負けない、復讐の火を心に灯しながら
『あの頃の不安だった私へ』5/24
社会人になったばかりで、不安だった私へ
学校とは違うから、
友達って概念の人は出来ないよ。
窓口業務多めだけど
コミュ障は治らないよ、人と喋るの怖い。
努力が無駄だと感じるようになるよ。
でも、やって無駄の方が
やらなくて、後悔よりはいいから。
学生生活、頑張りつつ、楽しむんだぞ!
マジで、ホントに青春してみようね?