『理想のあなた』5/20
カッコよくて、優しいアナタを好きになった。
私の運命の人だと思ったんだよ?
でも、付き合って見ると、
アナタはとても堕落的で優柔不断
もうお昼だと言うのに、まだ寝ているよ。
「んんぅ、キスしてくれたら起きるかも」
起きません、知ってますよ。
「うん。好きだよ」
付き合った彼は理想と違った。
だけど、「私も、好きだよ」チュ
理想の生活かもしれない。
『突然の別れ』5/19
とある迷宮にて、
守護者を倒したら、迷宮の崩壊が始まった。
「ど、ど、どうしましょう、師匠!?」
「お前は、真っ直ぐ入り口まで走れ」
なるほど、逃げる。
なら全力でそうさせて貰います!
「師匠、そうと決まれば、、、って
そっちは、迷宮の深部ですよ!?」
師匠は方向音痴でしたっけ?
それとも、あれですか。
「、、、師匠。此処は任せて先に行け!
なんて、言ったら怒りますよ?」
「俺が、崩壊を何とかするから。
お前は、さっさと逃げろ」
言っちゃいましたか、怒るべきですか?
「、、、死んだら、後を追いますよ?
私、師匠に依存してるんですから」
「死なないさ、お前が一人前になるまではな」
はぁ~、なら、カッコつけてもらいますか。
無事に帰って来たら、
いっぱい褒めてあげましょう
「死んじゃ、ヤーですよ? 師匠♪」
──────────────────
弟子が、階段を登って行くのを見守って
俺は、深部へ向かおうとして、足を止める。
左手、薬指に違和感を感じると同時に
指輪が砕け散った。
階段を駆け上がる、嫌な予感がする。
さっきまで、笑っていたんだぞ?
見知った人が、胸を貫かれ倒れている。
たった、数秒の距離だったのに、、、
救えた筈の、距離だったのに、、、
目の前に、復讐の対象が立っている。
お前も、迷宮の守護者なのか?
「ッこんなの、あんまりじゃないか?」
『恋物語』5/18
恋い焦がれている瞬間が好き。
熱が膨らむことはあっても、
冷めることはないから
アナタを思っている瞬間が好き。
フラれるよりも、
きっと想っていられる今が幸せ、、、
嘘、本当は好きって言いたい。
冷めない想いが、
いつか告白する勇気に変わるかな?
『真夜中』5/17
真夜中と言えば、ムフフな事だよね!
と言うわけで、最近暑くなってきたので
裸族というものに挑戦しよう!
人の気配の無い公園で揺らぐブランコ
そして、私は思うのだ。
「何処で道を踏み砕いてしまったのだろう」
ヤバいっすね。何で家に服を置いてきたんだ?
普通、服を外で脱いで、興奮するもの
最初から全裸外出は違うような
「ん、懐中電灯が近づいて来てる」
通報されないうちに、逃げるんだぜ!
─────シュババ!
『愛があればなんでもできる』5/16
愛があれば何でも出来る!?
ならば、愛を手に入れる為に何でもします!
「と言うわけで、フリーセッ○ス!」
これは、愛じゃなくて快楽なのでは?
そう思ったけど、気持ちいいのは嫌いじゃない
「ハッ、愛とは、気持ちの良いことなのか!」
やれやれ、自己完結してしまったよ。
愛(快楽)を手に入れるために、何でもするのか
愛(依存)を証明する為に何でもするのか。
「、、、したけど、満たされないなぁ」
愛を知るために体を差し出すのは違うな。うん
反省、反省、、、薬イッキしますか!