『たとえ間違いだったとしても』4/22
本当に自分は正しい?
本当に後悔しないの?
「選択することが、怖くなる」
でも、選択しなき前に進めない。
此処で止まるのだけは、間違いだから
私は、私の人生を失敗と成長で埋めていく。
『雫』4/21
溢れ、墜ちる。
天高くから、降り注ぐ
数多の雫が地上へ落ちる。
それは希望なのか、絶望なのか。
空は、有限だった。
ただ、地上よりもずっと広かった。
時に、降る雫は、人類の希望だった。
しかし、空が墜ちた。
空は、終わり希望は絶望へと変わり
地上へ溢れてしまった。
絶望も命も呑み込み、一雫となった。
「何もいらない」4/20
アナタがいれば、それで良い。
遠い日の私は、それを疑わなかった。
それが今はどうだろう。
起こる全ての出来事、
出会いを大切に思ってしまう。
今の私は、何を捨てられるだろう?
『もしも、未来を見れるなら』4/19
見た未来は変えられない
それでも、見たいと思う?
それでも、知りたいと思う?
私は、答える。
「未来なんて知る必要ないよ。
明日を知って、予定を変えるなんてごめんだね」
なるほどね、なら先に謝罪しておくよ
私は、未来を見ちゃったから
「へぇ、予定を変える何かがありましたかぁ?」
うん、今日君とコンビニに来る予定を作った。
これから、車が突っ込んで来るんだよ
何それ、冗談交じりに笑おうと思ったら
体に強い衝撃が走り、視界が暗くなる。
「ごめんね、でも、君を身代わりにしないと
私かもしれない誰かが死んでたから」
『無色の世界』4/18
私は、少し不思議な体質をしている。
具体的には、大人にも子供にも慣れます。
スーツ姿に、メガネをかけた美人モード!
体操服姿に、ランドセルを背負った幼女!
どちらが、本当の自分か分からないですが
大人の私が見る世界には、色がありません。
全てが白黒で描写されていて、
とても、退屈で寂しい。
いつか、子供の姿でも
世界は無色に映るのでしょうか?
それが、少し怖いです。