おめでとうございます!
ゴールです!
一旦のゴールです!
そんな風に自分の体の中でベルが鳴った気がした。
重たい荷物を背負い、
心には深くえぐれた傷を負いながら
後ろに背を向け
それでも気になって仕方ない、あの人たちに同情したり
憐れんだり
どうしようもなくイライラしていたし、
あいつのこともどうにかしたいくらいの気持ちで
そんな自分がまた嫌になって
それでもなんとかここまできた。
3歩進んで2歩下がった
あぁ、あのときの苛立ちや、ショック、悲しみ
背負った重荷はもう解いていいんだな、
ドサっと音がした。
つまりさ、
そんな物語、
僕は腑に落ちないまま
自分の人生という物語の一部にそんなものはいらない。
そんな気持ちで
それさえも投げ捨ててしまいたいのだ
僕は、どこに行くのだろう。
わからないけれど、
とにかく今から、愛しい人に会いに行くのだ
こんな自分が会いにいってもいいのかな、なんていう不安も抱えながら。
つまりまだ、今の自分ってこんなふうにぐちゃぐちゃで
壊れてるのかな
まだ壊れたままでいたい、なんて思わない
はやく、ひとつずつ組み立てていかないとな
ベッドに寝ているとき
いつも寂しさを感じる
どうしてだろう
無意識で、私にとってベッドというものは
なんだかふいに感じる肌寒さ、
くらいの、つまりは強い寂しさをかんじる
どこからそんなふうに感じてしまうようになったんだろう
あの頃のあのことがきっかけかもしれないな
わかっていても、なんだかいつになっても寂しいんだよな
だからって、どうしようもできない
そんな寂しさ、誰かわかってくれるかな
しばらくしていない
とりとめもない話なんて
ただ笑ってそれだけの時間
そんなのが楽しかったなぁ、あのころ
そんなふうになりたいよ、
いまの自分は生きていくので精一杯
こんな苦しみも生きているからこそなのかなぁ
ただそれだけで幸せなのかもね
心が風邪をひいていた
長く拗らしていた
やはり風邪というと、
身体的なもののばあい
体から悪いものを出す!
そんなのが大切なんじゃないかという気がするじゃないですか
心も同じでネガティヴなものを出していくのが大切
出すって大事なのよね
ひたすら人に吐き出したり
紙に書き出したり
続けて行ったら少しずつ治ってきたきがするよ
イルミネーションときいて初めに思い浮かんだのが、
あの人と高校の頃にみたイルミネーション
本当は行きたくもないし、
その人と過ごす時間の無駄さ、
それから、退屈さに
なんだろう、
仕方なくきてる感じ
遊ぶのが嫌で仕方なかった
自分の時間を無駄にしたくないって
あんなに強く感じたのはその時がいちばんかもしれない
本当は一緒にいたくなんてなかった
自分をおとすことの、もったいなさ
うーん、どうして一緒にいたのだろう
それはあるものに縛られていたからだ
12年経ったいま、私はようやく本当の意味でその束縛から解放されようとしている
自分の人生なんて、自分で決めるものだ
でもどうしようもなくそんなふうになってしまっていた過去を
それから今に繋いでしまった
そんなふうな記憶を、
感覚だけ消化して、なんとか過ぎ去ろうとしている
これから次の人生が始まるんだ
うーん
あのときのイルミネーションが、不憫に思える
楽しくない、って思いながら見られるイルミネーションだってあるんだな
自分に嘘ついてごめんなさい