おめでとうございます!
ゴールです!
一旦のゴールです!
そんな風に自分の体の中でベルが鳴った気がした。
重たい荷物を背負い、
心には深くえぐれた傷を負いながら
後ろに背を向け
それでも気になって仕方ない、あの人たちに同情したり
憐れんだり
どうしようもなくイライラしていたし、
あいつのこともどうにかしたいくらいの気持ちで
そんな自分がまた嫌になって
それでもなんとかここまできた。
3歩進んで2歩下がった
あぁ、あのときの苛立ちや、ショック、悲しみ
背負った重荷はもう解いていいんだな、
ドサっと音がした。
つまりさ、
そんな物語、
僕は腑に落ちないまま
自分の人生という物語の一部にそんなものはいらない。
そんな気持ちで
それさえも投げ捨ててしまいたいのだ
僕は、どこに行くのだろう。
わからないけれど、
とにかく今から、愛しい人に会いに行くのだ
こんな自分が会いにいってもいいのかな、なんていう不安も抱えながら。
つまりまだ、今の自分ってこんなふうにぐちゃぐちゃで
壊れてるのかな
まだ壊れたままでいたい、なんて思わない
はやく、ひとつずつ組み立てていかないとな
12/21/2022, 4:48:49 AM