9/22/2025, 11:40:23 AM
【cloudy】
今日の空からじゃ、君は見えないね。
君からも、私のことは見えないでしょう。
9/19/2025, 12:37:32 PM
【秋色】
揺れるすすき野、
深い深い夜空には、
ぽっかり浮かぶ金色の月。
あめつちに わが悲しみと月光と
あまねき秋の 夜となりけり
あなたは今、そこから私を慈しむのでしょう。
9/18/2025, 1:09:05 PM
【もしも世界が終わるなら】
もしも世界が終わるなら、何がしたい?
悔いを残さないために、全てを諦めるために。
私は…そうね。あなたに会いに行きたいわ。
強く、気高く、潔く、何の未練も残さず笑って逝った、私が愛し…あなたが愛してくれた私の目の前で、あなたは躊躇いのひとつも見せずに海に散った。
あなたの世界はきっとそこで終わりだった。
それなら私の世界の終わりには、あなたに会いに行ってもいいでしょう?
ずっと、ずっと…この時を待っていたのだから。
9/17/2025, 10:51:04 AM
【靴紐】
「靴紐が解けてる」
君が言って、歩を止める。
僕は屈んで紐をキツく結び直し、
差し伸べられた手を取り立った。
解けてしまったら直せばいい。
君と僕がそうだったように。
9/16/2025, 12:04:30 PM
【答えは、まだ】
たとえば10年間、名前しか知らなかった君。
話したこともなければ、互いの認識すらない。
けれどいつも心のどこかで残る君の名の音。
顔も、声も、昔の姿も、今の姿も、まったくなにも想像がつかなく、まるで妄想の中に存在する人のよう。
だけど、君が確かにいたという記憶だけは確かにあって、こうして君を想うと胸が仄かに暖かくなるんだ。
この気持ちの答えはいったいなんだろう。
答えは、まだ、わからない。けれど、わかったところでどうすればいいのかさえも、またわからない。