「だから、一人でいたい」
気を使うことが多いから
相手に合わせすぎると疲れるから
こちらのペースを崩されすぎるとしんどいから
相手の顔色の変化にすぐ気づくから
誰かの嫌な態度を見たくないから
人と協調できない自分ではない
誰かといる楽しさも十分知っている
でも、
一人で過ごすことの素晴らしさも知っている
そのバランスが
今はただ後者なだけ。
「澄んだ瞳」
純粋
透き通った
無垢
まっすぐな
濁りのない
天真爛漫な
ざっとこんなイメージだろうか。
そこから考えると
赤ちゃんや子供が「澄んだ瞳」を持った人と多くの人が思うだろう。
確かに大人になると、嫌なことや醜いことも学ぶ。
たくさんの情報や経験を積むから。
でも。
時として、子供は予想できない行動をする。
加減なく叩いたり、周囲を気にしなかったり。
そんなとき、「澄んだ瞳」とは思えなかったりする。
ではロボットなら。
機械ならではの透明感もある。
余分なこともしないだろう。
むしろ、ロボットの方が「澄んだ瞳」を持っているのかもしれない。
澄んだ瞳
こんなにイメージがたくさん出てくると、
考えれば考えるほどわからくなる。
澄んだ瞳
澄んだ
瞳
「お祭り」
小さい頃は、お祭りが大好きだった。
縁日がたくさん並び、提灯が赤々と連なっている景色は興奮を呼ぶ。
たくさん買えなかったけど、何にお金を使うか散々悩んだ。
とにかく楽しかった。
それがいつからか興味がなくなり、足を運ばなくなった。
お祭りは地元の友達と会うことも多いから、
会いたくない時期にまず足が遠のいた。
友達も変わり、他に遊びに行く場所が増えていくと
さらに行く機会も減る。
行かなくなると余計に行かない。
そうやって時間が過ぎ大人時間が長くなると、
お祭りを見ると懐かしくなってくる。
行きたいと思うこともあるが、
友人も誘いづらい。
結局、今年もお祭りを横目で見るだけになる。
「神様が舞い降りてきて、こう言った」
たまには降りてきたくなるんだよ。
それがまたまたあなたのところだった。
これも何かの縁だ、
何か聞きたいことがあったら答えよう。
本当に神様ですか?
急に現れて、そう言われても。
ほぅ。
しかし、信じてもらうしかないが。
それは難しいですね。
まぁ、そう言ってても話が進まないですよね。
神様だとして。
たまたま、なんですか?
たまたま、だ。
じゃ、私の寿命とかじゃないんですね?
ああ。
あなたの寿命はまだ尽きない。
そうですか。
でしたら、その時が来たらまた降りてきてください。
その時は神様だとすぐに信じますので。
なるほど。
では失礼します。
私は自分の人生を進まないといけないので。
「鳥かご」
何か窮屈な感じがするでしょ。
かごの中に閉じ込められて、自由がなくて。
でもね、
考えみて。
外の世界は色々と危険なことも多いでしょ。
人間や他の動物たちもいるし。
何が起こるかわからないじゃない。
鳥かごの中にいれば、
危険を避けることができる。
だから安全な場所とも言えるんじゃない?
つまり、
言いたいのは、
物事にはたくさんの側面があるってこと。
見方を変えたら、短所が長所にもなるの。
だからもっと色々な面から考えないと。
そうでしょ?
そういうことだから、
私は行くわね。
それじゃ。