春の日差しが、やわらかいイメージがある。
落ち着いて、穏やかな光。
それが見られるのは、これからひと冬越してから。
憂鬱だ。早く春にならないかなぁ。
「やわらかな光」
パッと頭に浮かんだのは、猫だ。
某テレビ番組の、保護猫を預かるボランティアでは、その家に先住猫がいると、かれらは大体、預かり猫を威嚇する。
その時の目つきは、なかなかに鋭い。
自分の縄張りに、いきなり知らない猫が現れたら、そうなるのか…と観ていて思った。
別の番組では、耳が反り返り、目つきが悪くなり、警戒している猫を観た。
動物でも、怒った表情が分かるものだ。やはり、新入りの猫を威嚇していた。
人間と同じなんだな。人間も睨んだり、目つきが悪くなったりするもんな。
「鋭い眼差し」
♪シャボン玉 とんだ 屋根まで とんだ♪
七色に光る球体。高く空に飛んでいく。
連続して出てくる小さな球の時もあれば、大きく楕円形になって生まれる球もある。
子どもの頃、ふざけて友達に向かって吹いたりしたっけ。
♪かぜ かぜ ふくな シャボン玉とばそ♪
もろいから、壊れると、ムキになってまた吹くんだよね。
「高く高く」
大人になると、自制というものをするようになる。子どものように、怒る時に怒って、泣きたい時に泣く、ということが出来なくなる。
周囲を気にしたり、場所を考えたり、なかなか素で
いることが出来にくくなる。
そういう意味で言うと、子どもが羨ましい。周囲も場所も、おおかた考えないから、素直に自分を出せる。
自分も、そういう時代があったんだけどね。お世辞も忖度も縁の無い時代が。
「子供のように」
自室のカーテンは、もう長いこと使っている。
オレンジのチェック柄。明るい色だけど、派手ではない。
一時期、買い換えようか、遮光カーテンにしようか、と考えたりしたけれど、面倒になって、結局そのままだ。
洗濯も面倒で、ある時クリーニングに頼んだら、「古い物なので、破損するかもしれません。そのことをご了承ください。」と言われた。
まぁ破損しなかったけれど。
断熱だとか遮光だとか、機能の備わっているものもあるんだろうけれど、ま、今のままでいいか。不自由していないしね。気が変わったら、その時はお店に見に行こう。
「カーテン」