突然の別れ。「無かったことにしてほしい。」
私のことが受け入れられなかったのだろう。
そう感じ、「分かった。」と背を向けた。

だけど、簡単に割り切れるものでもなく、
「どうして」と毎日のように泣いた。
1日が終わった夜更けに。一人の時間になった時に。
ふとした瞬間のときでさえ。
そんな日々を過ごした。
きっと明日も泣いている。

ただ、時間は優しいもので、
少しずつ、傷ついた心を癒やしてくれて、
泣いていた日々も、過去のことにしていってくれた。
あの頃の私は、もういない。
もう大丈夫。
今日もいろんな事があり、よく笑った1日だった。
きっと明日も笑っている。

　　　　　　　　　　　　　　　「きっと明日も」

静寂に包まれるのは、落ち着いて良いとは思うけれ
ど、あまりにも静かだとかえって不安になる。
この世で、たった一人になったような。
秋になり、虫の声が聞こえてくる。
少しの音があった方が安心する。

　　　　　　　　　　　　「静寂に包まれた部屋」

別れ際に、そっと手を握る。
まだ離れたくない気持ち、分かってくれたかな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　「別れ際に」

あ、通り雨だ。　
でもすぐ止むから残念だ。あなたが私の傘に入ってくれるの、あっという間に終わっちゃうんだもの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「通り雨」

　　

秋は、何をするにも良い季節と言われていますね。
食欲の秋、運動の秋、読書の秋、etc…。
私の去年の秋は、「ものづくりの秋」でした。
ハーバリウム、チラシで作るごみ箱、羊のコットンのマスコット、ビーズを使った雑貨、きんちゃく、ガーゼハンカチ。こんなところでしょうか。
ハンカチなんか、柄付きのガーゼの端を縫っただけだし、きんちゃくも端を縫って紐を通しただけで、そもそもソーイングが苦手だから、縫い目がガタガタだし、ビーズもテグスに通して輪っかにしただけだし、出来の良くない物ばかりだったんだけど、本人にしては、それなりに達成感がありました。まあ自己満足と言われれば、それまでなんですが…。
今年は、これをやりたい、というのはまだ見つかっていないんだけど、そうですね、ここのところ疎かになっているマインドフルネスの呼吸法を再開しましょうか。アロマオイルもあるし、You Tubeでダウンロードした音楽もあるし、秋の夜長にピッタリかもしれませんね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「秋🍁」