駐車場から出ようとした時、子どもが2人
通りかかった。
足を止めたので、先にどうぞ、のに意味で手を
軽く挙げたら、頭を下げて、車の前を通って
行った。
ほんの小さなできごと。
私の母は、免許を持っていない。
普段から、足腰のためと自転車で出かけているけど
猛暑には勝てず、私が車で行き先まで乗せて行く。
涼しい、ありがとう、いつも悪いねと言ってくる。
気にしなくていい、と返事をする。
職場の玄関先は吹き溜まりになっていて、
風が強いと、結構な葉っぱが積み上がる。
始業の前に、すすんで掃き掃除。
ありがとう、とお礼を言われる。
見ていてくれている、とちょっと嬉しい。
小さなことでも、それで助かった、という人が
いる。
意識していなくても、おのずと誰かの手助けに
なっている。
それは良いことだと思っている。
「誰かのためになるならば」
子どもの頃、鳥を飼っていたことがある。
確か、セキセイインコだった。
ふと思ったんだけど、鳥かごの掃除って
したことは無かったような…。
親の仕事だったんだな。なんか申し訳ない。
玄関に置いてあったから、そう大きくはなかった
かもしれない。あんまり覚えていないなぁ。
「鳥かご」
友情かぁ…少し前に「友だちの思い出」という
テーマで書いたな。
友情は、いつもきれいなものばかりでは無い。トラブルが起こって仲違いになったり、グループから外されて縁が切れたり、そういうふうに失くしていく
こともある。
とても仲の良い子ができたこともあれば、「あなたとは離れたい」と言って相手を泣かしたこともあった。
かたちの無いものだから、脆弱なものでもあるけれど、気の合う、長く付き合っていける存在ができるということは、素晴らしいことだ。
それはお互いにとっての財産になるんじゃないかと
思う。
「友情」
あなたと会うと、私の心に花が咲く。
華やかで綺麗な、優しい気持ちになる。
もっと可憐になりたい。綺麗だと言ってほしい。
いつでも、花のような笑顔でいた。
でも、でも、
花は散ってしまった。
「花咲いて」
前に、「タイムマシーン」というお題のときに
書いてます。なので今日はお休みします。
「もしもタイムマシンがあったなら」