新緑の季節がやってきた。
天気のいい日は、芝生にでも寝転んだら、
さぞかし気持ちがいいだろう。
ハイジの世界みたいな。
大人になってから、外で寝転んで空を見上げる
なんて、ほぼしていないと思う。
周りを気にするというか、恥ずかしいというか。
子どもの頃は、きっとしていた。
きっとみんなでゴロゴロと転がっていた。
今、それをしようとはもう思わないけれど、
流れる雲を追ってみようか。
青空に映える白い雲を。
「大地に寝転び、雲が流れる」
プレゼントしてくれてありがとう。とか
連れてきてくれてありがとう。とか
彼にきちんと言っていた。
お礼を言わないなんてあり得ない。
ただ、それは、その時その時の「ありがとう」
だったと思う。
言っていなかったのは、「いつもありがとう」。
一緒に過ごしているのが普通になっていること、
それに対しての「ありがとう」。
言っていたら、ますます嬉しそうな顔をした
彼を見れたかもしれないと思う。
そういう「ありがとう」は、伝えるの、大事だった
かもしれない。
「ありがとう。そんな言葉を
伝えたかった」
夢の中でも、あなたは優しい人。
でも、そんな所まで優しくなくていいよ。
だって、あなたは過去の人だもの。
「優しくしないで」
私の持っている服って、寒色が多いな。
暖色や白も、あるにはあるけど、
黒系、青系、特にカーキなどの緑系が多い。
ただ、気づいたんだけど、ピンクの物も
結構持っているんだよなぁ。
薄いピンクだったり、サーモンピンクだったり
するけど、財布とかバッグとか、タオルだって
そうだ。
こうして振り返ってみると、気づかなかった
ことも発見できて面白い。
今度、服を買う機会があったら、たまには
ベージュ系の物でも選んでみようか。
「カラフル」
苦しみのない幸せな生活ができるところ。
私は、あなたの
そういう場所になりたかった。
「楽園」