〈夜明け前〉
夜明けは1日の始まりだ。
夜明け前は、すごく綺麗だ。
暗い夜が一気に明るくなる。
それはすごく美しい。
〈本気の恋〉
あなたが大好き、大好き、大好き♡
前からずっと。
私はこんなに好きなのに、
なんであなたはわかってくれないの?
〈カレンダー〉
このカレンダー、日めくりカレンダー
どんどん薄くなってて、ちょっと悲しい。
でも次の年が始まる カウントダウン
〈喪失感〉
私は、アニメが好きだ。
春、夏、秋、冬と漫画が、アニメ化する。
でも、春と夏の間、夏と秋の間と、この間がある。
私はこの間が喪失感でいっぱいになる。
これは、いろいろな人が共通するであろう。
〈世界に一つだけ〉
世界に一つだけの石
「それは、透明な青色で湖の奥底に沈められていてね、
自然に潜むその石を見つけた者には願いを叶える妖 精さんがやってくるのよ。」
私、葵は、お母さんからおとぎ話として聞かされていた。
街に遊びに来た時だった。
誰かが、紙を落としたのだ。
私はそれを見てしまった。
そこには、あのおとぎ話は本当のことで、それを見つけて売ろうとする計画書だった。
私は、本当の話だと知ってびっくりした。
その計画書を読むと
「満月の夜の日、湖が光る。
その時、湖の底に行けば光る石がある。
それが世界に一つだけの石。」
私は、世界に一つだけの石が欲しくなった。
ワクワクしながら満月の日を待ち、やっとその日になった。
「なんの願いを叶えてもらおう?
やっぱり、可愛い服が欲しいとか、ペットが欲しいとか、美味しいものがいっぱい食べたいとかかな?」
私はここまでワクワクと心躍らせていた。
湖が光った。私は湖の中に入った。
するとそこには何もなかった。
それもそのはず、この湖には、その石がないのだから
両親が、盗賊に殺された。
すごく急で話が分からなかった。
私は思った。
「あの石なら、両親を生き返させてくれルのでは、」
と、
私は、旅に出て、この世界に一つだけの石を探し、両親を生きかえさせよう。
でもこの時は、命がこんなに簡単に生き返るとは、知らなかった。