6/4/2023, 1:39:53 PM
「みんな、お待たせ~」
「あ、やっと来たー」
「おい、遅刻だぞ!」
「ごめんごめん、リュックが重くてさ!」
「今日は何する気だよ~?」「ねぇ、昨日言ってたお菓子は?!」「あっ、その帽子新しいやつじゃん?」「服に虫ついてんぞ」「えっ!」
「なぁ早く出発しようぜーー!!!」
向かうは『秘密基地』
ドキドキとワクワクが詰まってる
6/3/2023, 1:03:39 PM
ぼくには好きな子がいた。
転校初日に友達になってくれたあの子。
元気いっぱいの声でぼくの名前を呼ぶ。
笑顔がまぶしくてそれだけで勇気が出た。
これが「恋」だとあの頃の僕は気付かなかった。
6/2/2023, 12:41:40 PM
まっすぐで、正しくて、心を隠さない君。
とても魅力的だけど、ナイフにだってなることを忘れないで。
優しい嘘をついたっていいよ。
6/1/2023, 2:11:26 PM
6月。
紫陽花が雫を髪飾りにして揺れはじめる。
そこに雨粒シャワーでご機嫌なカタツムリが登場だ。
水たまりのステージではカエルの合唱コンクールが大盛況!
てるてる坊主たちもドレスアップして踊る踊る。
さぁ!パーティーは始まったばかり!
5/31/2023, 3:32:08 PM
突然の夕立。
雨宿りに軒下へ入ると先客がいた。
赤いレインコート、フードは深く被ったまま。
鼻歌が聞こえる。
なんだか心地よくて目を閉じた。
―――雨の音が止む。
目を開けると隣の赤がひらりと舞った。
「あ、虹だ。」
美しい声が響く。
彼女は微笑んで僕を見ていた。
僕は思わず声を掛けた。
「あの、さっきの歌って…」