【手紙の行方】
私は手紙を書くのが好きだ
可愛い便箋を見るとつい買ってしまう悪い癖だ
でも買ったからには使いたい
(日頃の感謝を込めて友達にでも書くか)
そこから私は早かった、スラスラと書きたいことが
出てきてあっという間 書き終えた
(喜んでくれるかな〜♪)ワクワクしながら渡した
「ありがと!嬉しい〜(*´꒳`*)」笑顔で受け取ってくれた
私まで嬉しくなってしまった
今思えば、単純過ぎた
馬鹿だった
翌日、その子の家にプリントを届けた時のことだった
その子の部屋のゴミ箱が目に入る
お察しの通り、私の手紙が捨ててあった
それも開けもせずに笑
こいつってこんなに薄情だっけ?
それとも私が友達と勘違いしたのか?でも、
こいつはとんだ、羊の皮をかぶったバケモノだこと
それしか頭になくて理不尽だが、私はプリントを破いて
そのまま自分の家に帰った、悪いけど私はそんなに
”優しくないんでな”
【輝き】
あの子はいつも輝いてさ、眩しいくらいにね
自分までも感化されるように感じて、気持ち悪くって
その子が悪いとかそんなじゃなくて私が駄目なんだって
わかってるけど、無くなっちゃえば!って思うくらいに
吐き気がするわ笑
性格悪いってわかってるし素直に羨ましいって言えない
恵まれていることにも気付かずにずっと笑っている
あいつが許せなくて、壊れたらどうなるのかなって
思っちゃう私はおかしいですかね?笑
「あー笑、気持ち悪」
【時間よ止まれ】
毎日通う、学校への道ももうすぐ見納めだな
もうすぐで卒業か〜、実感ねぇなって思うけど
時間は着実に目に見える形で近づいてくる
この子と一緒にいれるのもあと少しだけなんだって
考えると物足りないようなそんな気分にさせられる
今考えれば長かったような短い時間だった
先生に怒られて頬を濡らしても、先生と爆笑した日も
もう、無くなっちゃうんだって「あぁ、やだな」
そう思った私に自分自身にびっくりした
あんだけ鬱陶しいと思っていた先生でさえ
無くなるってみると寂しいと思うんだって嫌でも感じて
このまま時間ごと止まってしまえば、私のそばから
居なくならないのに
ダメだね、汚い考えばかり浮かんじゃって笑
でもそれな私なんだよね〜、ごめんね
逃がしてあげられなくて〜♡